<html><head><title>「どくしょ☆にっき」＠ エヴァ板避難所 </title>
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<table border=1 cellspacing=7 cellpadding=3 width=100% bgcolor=#ccffcc align=center><tr><td>告知欄です</td></tr></table>
<hr><dl><font color=#ff0000 size=+1>「どくしょ☆にっき」＠ エヴァ板避難所 </font><br><br>
<dt>1 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 05:45</dt><br><dd> エヴァ板の死亡（仮死状態？）を確認しました。ケロさんの <br> ご好意により「どくしょ☆にっき」はこちらで継続いたしま <br> す。つきましては過去ログのサルベージ作業にはいりますの <br> で、よろしくお願いします。なお、当方の作業の軽減のため <br> ストーリーに関連するレスのみをアップすることをご容赦し <br> ていただけるようお願い申し上げます。  <br><br></dd>
<dt>2 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 05:47</dt><br><dd> さりばんせんせいにいわれて、きょうからちょうへんやりなおし「える・  <br> あーる・えす」の「せかんどりんぐ」をよみはじめました。 いーおーい <br> ーの「きもちわるいんじゃ、グラァ」というしーんから、とつぜんしんじ <br> くんのじんせいがりせっとされちゃったようです。なんだかげーむみたい <br> だな。はやく、だいにわもよもう。 <br><br></dd>
<dt>3 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 05:48</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> サリバンせんせいは、「レス２はこのにっきがなにをぱろって  <br> いるのかわかっていないのね」というのですけど、ぼくにはよ  <br> くわかりません。  <br>  <br> 「セカンドリング」だい２わをよみました。いきなりかこにも  <br> どったことをうけいれるシンジくんにちょっとびっくりしまし  <br> た。ふつうもうちょっととまどうとおもうし、シンジくんのま  <br> えむきなせいかくにもびっくりしました。サリバンせんせいは  <br> 「３にんしょうのしてんはそれでもいいけど、してんがこんら  <br> んしているね」といいます。  <br>  <br> よくわからないけど、だい３わもよもう。  <br><br></dd>
<dt>4 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 05:49</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> きょう、サリバン先生がヘレンさんのかていきょうしになるため、  <br> とおくにいっちゃった。ちょっとさびしい。かわりにストラウス  <br> 先生がぼくのたんとうになりました。「きみ、パロディをやるつ  <br> もりなのに、いきなりとうじょうじんぶつの名前をまちがえたら  <br> だめだよ、ゴルァ！」とストラウス先生がおこりました。とても <br> こわくて、おしっこをちびってしまいました。  <br>  <br> 「セカンドリング」第３話をよみました。シンジ君がアヤナミさ  <br> んのことをとてもしんぱいしています。せいかくのかわったシン  <br> ジ君にはともだちのことをたいせつにできるようです。「こんな  <br> まえむきなシンジは逝ってよし！」とストラウス先生がどなって  <br> います。とてもこわくて、またおしっこをちびってしまいました。  <br>  <br> でも、まずはじゅんちょうにＬＲＳです。第４話もよもう。  <br><br></dd>
<dt>5 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 05:50</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 「セカンド・リング」第四話から第七話までよみました。  <br> リツコさんがかなりシンジ君のことをうたがっています。  <br> たしかにシンジ君はかなりあやしいです。説明もされてい  <br> ないのにしょごうきをうごかせたり、病院にいるアヤナミ  <br> さんに  <br>  <br> &gt;「綾波・・・きみを、守りに来たんだ」  <br>  <br> などと、とてもはずかしい発言をしています。ストラウス  <br> 先生がぼくのとなりで「かいー、かゆすぎる」と背中をボ  <br> リボリかいています。先生ははずかしいのでしょうか？  <br>  <br> なんだかとてもはずかしいＬＲＳになりそうです。でも、  <br> とりあえず次も読もう。 　 <br><br></dd>
<dt>6 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 05:52</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 「2nd Ring」第八話から第十話まで読みました。甘いどころ  <br> の話ではなく、激甘の予感がします。  <br>  <br> そのことをストラウス先生に話したところ、「うん、確かに  <br> まるでハチミツとレンニュウをかけたワッフルを食べている  <br> ようだ。あれで茜はよくとうにょうびょうにならないものだ」  <br> という訳のわからない返事がかえってきました。この人、僕  <br> の担当で本当に大丈夫なんだろうか？  <br>  <br> それはともかく、「2nd Ring」です。この作品のシンジ君は  <br> どうも作者のもうそうが反映されたスーパー・シンジ君のよ  <br> うです。美男子でモテモテで、  <br>  <br> &gt;その瞳は、強い意志と、揺るがぬ決意に彩られているばかり  <br> &gt;でなく、自責と慈愛、哀惜と謝意とが絡み合い、奥の知れな  <br> &gt;い複雑な深さを見せていた。  <br>  <br> こんなのシンジ君じゃないです。というか、性格がまったく正  <br> 反対のように思えます。ストラウス先生と一緒に「ﾄﾞｷｭｿじゃ、  <br> ｺﾞﾙｧ！」と叫んでしまいました。  <br>  <br> あと、第九話でシンジ君がトウジ君に再会したときに、トウジ  <br> 君におもわず「トウジ」と呼びかけています。トウジ君はなぞ  <br> の転校生が自分の名前を知っていることに疑いを持たなかった  <br> のでしょうか？  <br>  <br> このことをストラウス先生に報告したら、「スズハラ、逝って  <br> よし！」とまたどなっていました。やっぱり怖いのですが、も  <br> うおしっこはもらしません。  <br>  <br> 次も読もう。  <br><br></dd>
<dt>7 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 05:55</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 「2nd Ring」第十一話まで読みました。  <br> シンジ君が、また、キャラにそぐわない、笑顔を、みせてい <br> ます。 そぐわないまでいうと、気の毒ですが、屈託のない、 <br> 素直な、男の子です。  <br>  <br> 学校にいっても、そつのない会話と、笑顔で、女の子を引き <br> つけています。 男のクラスメートに対しても、態度を変え <br> ない、典型的な「いいやつ」。 ネルフの王子様という、自 <br> 分の立場を、意識しだしたのでしょうか。 そういえば、第 <br> ６話でも、初対面のアヤナミさんに対して、当然のように、 <br> 「お姫様抱っこ」をしていました。  <br>  <br> 「2nd Ring」は、週一更新で、現在九十三話まで、公開されて <br> いるそうです。「ナゲーヨ」ともらすと、キニアン先生に、聞 <br> きとがめられました。 キニアン先生は、腰に手をあてて、  <br>  <br> 「小説のメリットは、時間的な、持続性にあるのよ。 シンジ君 <br> が、いってた言葉を、よーく思い出しなさい。  <br> 『楽しいこと、みつけたんだ。そればっかりやってて、なにが <br> 悪いんだよお』  <br> もちろん、悪いことなんか、何も無いのよ」  <br>  <br> とおっしゃいました。  <br> 毎日、数話ずつ読んでいくことにしますというと、 「その調 <br> 子よ」と褒められました。  <br>  <br> 次も読もう。  <br>  <br>  <br><br></dd>
<dt>8 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 05:57</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 「2nd RING」第十二話を読みました。感想としては、Ｌ  <br> ＲＳの本質とは「綾波育成計画」であると知りました。  <br>  <br> この点ストラウス先生は僕の担当者としてうってつけか  <br> もしれません。いま隣で「レイたんレイたん、ハァハァ」 <br> と あえぎ声をだしていますから。  <br>  <br> ．．．しかし、こいつやばいです。それで、ニーマー教 <br> 授 にクレームをつけるべきかどうかについて、キニア <br> ン先 生と相談しました。彼女はさもつまらなさそうに <br>  <br> 「ここは２ちゃんねる空間だから、いろんな人がいるのよ。」  <br>  <br> とおっしゃいました。  <br>  <br> ・・・そうか、そんなものなのか。  <br>  <br> 次を読もう。 <br><br></dd>
<dt>9 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 06:00</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 「2nd RING」第十三話を読みました。 シンクロ率 <br> チェックの時にミサトさんがリツコさんに聞きます。  <br>  <br> &gt;「・・・まさか」  <br> &gt; ミサトが、ゆっくりと口を開いた。  <br> &gt;「・・・別人・・・だって言うの・・・？」  <br>  <br> 「別人じゃ！ わからんのか、ｺﾞﾙｧ！」と思わず <br> ツッコんでしまいました。  <br>  <br> あとは「レイたん育成計画」が徐々に実をつけ始 <br> めたようです。用事もないのにＮＥＲＶに行った <br> ようです。別人シンジ君と一緒に歩きながら、  <br>  <br> &gt;レイの口許には、自然と微笑みが浮かんでいた  <br>  <br> ようです。なんだかチョコレート味のマジックマ <br> ッシュルームを 食べたような感じになって、頭が <br> クラクラします。 それでしょうがないので、スト <br> ラウス先生にみてもらったら、「君もＬＲＳの味 <br> を覚え始めたようだね、ひっひっひ」と言われて <br> しまいました。  <br>  <br> ．．．逝ってきます。 <br><br></dd>
<dt>10 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 06:02</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 今日は「2nd Ring」を読むのはお休みにして、ストラ <br> ウス先生に 連れられて、とある研究室に連れていかれ <br> ました。「何があるんですか？」 と聞いたら、ストラ <br> ウス先生は「綾波を培養しているんだよ」と答えてか <br> ら、 声を潜めて肩で笑っていました。・・・まじで気 <br> 持ち悪いです。  <br>  <br> 連れていかれた研究室には、びっくりしたことに服を <br> 着たネズミが机の上に座って、「んーんんーんんんー」 <br> と鼻歌を歌っています。  <br>  <br> 「歌はいいねぇ。人間がつくった文化の極みだよ。そう <br> はおもわないかい、チャーリー君。」  <br>  <br> マイケル・Ｊ・フォックスの声でした。  <br>  <br> 「どうして僕の名前を知っているの？」  <br> 「失礼だが、君はもうすこし自分の立場をわきまえたほうがいい。」  <br> 「そ、そうかな。き、君は？」  <br> 「僕はアルジャーノン。君とおなじく仕組まれたものさ。」  <br>  <br> そういって、アルジャーノンはにっこり笑いました。  <br>  <br> ．．．思わず握り潰してしまいました。 <br><br></dd>
<dt>11 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 06:05</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 「2nd RING」の第十四話を読みました。第四使徒のお話でした。  <br> 途中まではつまんなくて欠伸をしながら読んでいましたが、  <br> 後半、ミサトさんのお説教でシンジ君が反論します。ミサトさ <br> んは言いくるめられています。厨房に言いくるめられている三 <br> 十女は けっこう見苦しいと思いました。  <br>  <br> また、シンジ君も自分は別人じゃないかと思い始めたようです。  <br> 「まんま別人じゃ、ｺﾞﾙｧ！」とつっこんでしまいました。  <br>  <br> ところで今日は先日握りつぶしたはずのアルジャーノンが隣に <br> います。 なぜか僕のことが気に入ったようです。彼が読んでい <br> るのは「二人の補完」です。そのうち喧嘩になるかもしれません。  <br>  <br> そのことでニーマ教授にクレームをつけにいったら、「いやー、 <br> どっちが早く かついい論評ができるかなぁと思って。ＬＡＳとＬ <br> ＲＳでちょうどいいだろ」という答えがかえってきました。  <br>  <br> 先生、僕、ネズミと競争するのは嫌です。  <br> ・・・次を読もう。 <br><br></dd>
<dt>12 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 06:06</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 「2nd RING」第十五話を読みました。ＬＲＳの萌えどころ「ヤシマ <br> 作戦」の前半です。案の定、シンジ君はレイたんの裸をみて、今宵 <br> のオカズ映像を 脳内にダウンロードしている模様です。ただ、「 <br> レイたん育成計画」で有効なフラグがすでにたっていますので、  <br>  <br> &gt;レイは、シンジのズボンに手を延ばした  <br>  <br> というイベントシナリオがついていました。  <br>  <br> ストラウス先生にこのことを報告すると、「ごめん、ちょっとトイ <br> レに行ってくる」と前かがみのまま研究室を出て行きました。  <br>  <br> 次も読もう。  <br><br></dd>
<dt>13 名前：<a href="mailto:sage/健太郎"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 06:13</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 「2nd RING」第十六話を読みました。ＬＲＳ前半最大の萌え萌え <br> 「ヤシマ作戦」後半です。隣ではストラウス先生が感涙にふけっ <br> ており、「ぐふ、ぐふ、よかったねぇ、レイたん」といい年をこ <br> いて泣きじゃくっています。これがＬＲＳのあるべき姿なんでし <br> ょうか？  <br>  <br> 彼が相手では到底まともな評論ができないとおもい、ニーマ教授 <br> の研究室に行きました。教授は僕に席をすすめて、「どうだった？」 <br> と感想を求めてきました。僕は素直に感想を述べました。  <br>  <br> 「悪くはないんですが、その、どうしてあのＦＦではストーリーそ <br> のものはまったくかわらないんでしょうか？ 人間関係、とくにシ <br> ンジ君と綾波さんのラブラブ関係を中心にびみょうに変化はしてい <br> るんですが、大筋は完全にオリジナルをなぞっているだけで、あん <br> まりおもしろくないんです。シンジ君は作戦前にいろいろあーした <br> ら、こうしたらと考えるのですが、それがぜんぜん役に立っていな <br> いし、ミサトさんのｷﾃｨguyな作戦が実はいちばん有効であるという <br> どうしようもない結果に終わっているような気がするんです。もち <br> ろん、ストラウス先生のような純粋ＬＲＳには「綾波育成計画」で <br> 十分だと思うんですけど。」  <br>  <br> 「うん、そうだね。「逆行もの」の悪いところはそこなのかもしれ <br> ないな。スーパー・シンジ君でオリジナルスートーリーをなぞるだ <br> けというまったく芸のないことを平気でするからな。「逆行もの」 <br> の作者にはもうすこしひねりを求めたいものだ。そうでなければ、 <br> 二十年は放置だな。」  <br>  <br> そういいながら、ニーマ教授はメモをくれました。  <br>  <br> 「次はそれも読んでみなさい。スーパーシンジで、ストーリーなぞ <br> りものでさらにはいまだに完結していないという点で「2nd RING」 <br> と同じだが、芸風がまったく逆だからな。」  <br>  <br> そのメモには「けだものシンジ」と書かれていました。新しい趣味 <br> に目覚めたら、どうしよう・・・ <br><br></dd>
<dt>14 名前：<a href="mailto:sage"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 06:17</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 今日は「2nd RING」を一時中止して、ニーマ教授に勧められた <br> 「けだものシンジ」を第１話から第４話まで読みました。確か <br> に同じスーパーシンジでも芸風はまったく逆でした。 <br>  <br> 「2nd RING」のスーパーシンジ君が生徒会長的優等生だとした <br> ら、「けだものシンジ」のスーパーシンジ君は「ぬまっき」で <br> 最大グループの番を張ってそうです。 一方で、陽のあたると <br> ころを好み誰にもすかれ、頭もよく、彼女とは「キックオフ」 <br> 状態であるシンジ君。他方で、ム所帰りで、戦闘能力がサイヤ <br> 人並で、女性を見るや「こいつらみんなおれの肉奴隷だ(ﾆﾔｰﾘ)」 <br> と考えるシンジ君。  <br>  <br> スーパーシンジが作者の妄想を反映していることを考えると、 <br> 人間の妄想というのはいろいろな方向で発展できるんだなぁ <br> と感心しました。  <br>  <br> そのことを教授に報告したところ、「うん。それとＬＲＳと <br> いう観点からも非常に興味深い考察できるだろう」という返 <br> 事が返ってきました。  <br>  <br> なんだかよくわかりませんが、Ｖシネマを見るつもりでもう <br> ちょっとだけ続きを読むことにします。 <br><br></dd>
<dt>15 名前：<a href="mailto:sage"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 06:21</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 今日は、奇妙な光景を目撃した。中庭のベンチで、アルジャ <br> ーノンと、大学院生のバートが、口角泡を飛ばすといった勢 <br> いで、議論をしている。 バートは、はじめネズミの世話を、 <br> ニーマー教授に命じられたとき、「小さい動物はすきだよ。 <br> でもネズミなんて」と、不満げな様子だった。しかし、実際 <br> に服を着たネズミを見て、意見を変えたらしい。彼に言わせ <br> るとアルジャーノンは、「すっごくカワイイ」のだそうだ。  <br>  <br> 「ふうむ、先日読み始めた『二人の補完』だけれど、今一つ <br> わからないことがあるな。冒頭の２話を読む限りでは、アス <br> カさんは、随分以前からシンジ君のことが好きだったのに、 <br> 恥ずかしくて言い出せなかった事になっている。明るくて勝 <br> 気だけれど、いざとなると恋愛にしり込みしてしまう、どこ <br> か乙女チックな女の子といった風に。」と、アルジャーノン。  <br>  <br> 「そ、それのどこが悪いんですかっっ！！！！あなたは、本 <br> 当のアスカさんがわかっていないんですよ！！！！」  <br>  <br> 叫び声をあげるバート。彼は、普段は温厚ないい人間なのだ <br> が、激しやすいところがある。  <br>  <br> 「いや、『ときめき☆オレンジロード』以来の伝統は、尊重 <br> するよ。今時こんな女の子はいないなんて、いうつもりもな <br> いんだ。 ただ、こういうキャラ設定でやるなら、 無理やり <br> エヴァにしなくても、例えば、ラブひ…」  <br>  <br> 「ストーーップ、ストップ、ストップ！！！！それをいっち <br> ゃあ、いけない！！！！それをいっちゃあいけないよ。少な <br> くとも今は。 結論を急ぐべきではないよ。ね、ね、ね！！！！  <br> まだ２話しか、読んでいないんだからさ、君は」  <br>  <br> ・・・声をかけないほうが良さそうだ。 <br><br></dd>
<dt>16 名前：<a href="mailto:sage"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 06:32</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 今日も「2nd RING」を読むのを中止して、「けだものシンジ」を <br> とりあえず読みきりました。ストラウス先生の指導のもと、現在 <br> 「エヴァＦＦにおけるスーパーシンジ君の意義について」という <br> 問題を考察していますので、とりあえず以下のような報告書を書 <br> きました。  <br>  <br> この作品のシンジは、（１）さらにパワーアップしてスーパーサ <br> イヤ人的な戦闘能力を持つこと、（２）性的関係も含めて他人へ <br> の支配欲求と、自己中心性がきわめて高いこと、（３）「ザ・レ  <br> イプマン」に決して負けないスゴ腕テクニックを持っていること <br> が特徴である。その意味では「けだものシンジ」における綾波シ <br> ンジはスーパー・ドキュソ・シンジと言っても過言ではない。こ <br> のスーパー・ドキュソ・シンジも、もちろん作者の自己像をフィ <br> クションにおいて妄想化したものであり、その意味でフィクショ <br> ンにおける自己正当化と都合主義がうまく結びついていることは <br> 言うまでもないことである。その意味では、社会性に関するベク <br> トルでは異なるものの、「2nd RING」や「新世界エヴァンゲリオ <br> ン」に見られるスーパー・ネルフの王子様・シンジと共通する要 <br> 素を持っているものと考えられる。  <br>  <br> この報告書じたいは今のところはこれでいいと思うのですが、問 <br> 題はニーマ教授から与えられた「鬼畜ものにみられるＬＲＳ要素 <br> について」です。やっぱり、「けだものシンジ」とＬＲＳがなか <br> なか結びつきません。そこで仕方がないので、ストラウス先生に <br> 聞いてみました。 <br>  <br> すると先生はニヤリと笑って、「ＬＲＳは奥が深いんだよ」と言 <br> います。「どういうことですか？」と聞くと、イスに座りなおし <br> て熱く語り始めました。  <br>  <br> 「いいかい、「けだもの」のシンジはドキュソの妄想を最大化し <br> たもので、ミサトやリツコを調教して楽しんでいるわけだが、彼 <br> じしんとしては彼女達を性欲求の処理道具としか見ていないわけ  <br> だ。しかし、レイ、あの作品では碇レイだな（ここで先生は机の <br> 上にあったレイたんのぬいぐるみを手にしました）、このレイに <br> 対しては彼は慎重すぎるほど慎重に対応している。作品の第５話 <br> 後半においても、ＬＲＳにおいて最大の萌え場の一つである「シ <br> ャワーを浴びたレイとの遭遇」をあっさりとやり過ごしている。」  <br>  <br> 「あ、あのう、先生。それだったら、やっぱりＬＲＳ要素はない <br> んじゃないんじゃ？」 <br><br></dd>
<dt>17 名前：<a href="mailto:sage"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 06:32</dt><br><dd> 「甘い。さっきも言ったとおり、欲求不満の作者の調教願望を最 <br> 大化したのが、スーパー・ドキュソ・シンジなんだ。そのスーパ <br> ー・ドキュソ・シンジが、通常の甘口ＬＲＳのシンジと同様の行 <br> 動をとったらどうなる？」  <br>  <br> 「．．．やばいことになるでしょうね。」  <br>  <br> 「そうだろ。でも、それだったら処理道具であるミサトやリツコ <br> とはまったく同レベルになるわけだ。しかし、人は本当に愛して <br> いるものは大切にするのが自然の摂理だ（そう言いながら、先生 <br> はレイたんぬいぐるみを愛しそうになでました）。それはたとえ <br> スーパー・ドキュソ・シンジであっても変わりはない。これは彼 <br> のマヤちゃんへの扱いでも分かる。彼自身はマヤちゃんのことが <br> けっこう好きなようで、ミサトのときは焼きゴテを使ったにもか <br> かわらず、マヤちゃんに対しては刷毛を使ったソフトプレイをや <br> るほどだ。またレイに対するスーパー・ドキュソ・シンジの気持 <br> ちは次の文に表われているだろ？  <br>  <br> &gt;レイの姿は見ても声をかけた事はないのだ。 レイの明るさ、人 <br> &gt;に好かれる性格。その笑顔にシンジはなぜか近寄ることができ <br> &gt;なかった。」  <br>  <br> 「はぁ．．．、なるほど。でも、ＬＲＳの本質である「レイたん <br> 育成」という要素は？」  <br>  <br> 「ちっちっち、だから君は甘いんだ。見たまえ、あの作品でレイ <br> たんは  <br>  <br> &gt;綾波クン家族いないんだ・・・可哀想・・・ それにしても綾波 <br> &gt;クンに裸見られちゃった・・どうしよう・・・お嫁にいけない！ <br> &gt;・・・ あっ！でも綾波クンが旦那さんなら・・・・ はっ！  <br> &gt;何考えてるの私！・・・・恥ずかしい・・・  <br>  <br> とぶつぶつ心の中で考えているではないか。これが育成プロセス <br> でなかったら、何が育成プロセスなのかね？ その意味では一見単 <br> なる鬼畜ものとしかみえない「けだものシンジ」にもちゃんとＬ <br> ＲＳ要素はあるのだよ。ＬＲＳは極めて奥が深いんだ。分かった <br> かい、チャーリー？」  <br>  <br> なんか、熱く熱くＬＲＳの奥深さを語るストラウス先生に強引に <br> 納得させられました。とりあえず納得したかどうかは別にして、 <br> ストラウス先生の見解をまとめて報告書として提出することにし <br> ます。 <br>  <br> 明日は「2nd RING」を読もう。 <br><br></dd>
<dt>18 名前：<a href="mailto:sage"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 06:35</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> したり顔で、自説を語るネズミと、情緒不安定な大学院生 <br> のコンビを、また見かけました。  <br>  <br> 「第４話まで読んだよ。」  <br> 「で、どうですか、どうですか、感想は？二人の精神状態 <br> にシンクロして、ウトゥになりながらも、我知らず引き込 <br> まれていくような展開でしょう！！！！」  <br>  <br> ネズミに対して、慇懃な言葉で話し掛ける男というのも、  <br> おかしな光景ではある。  <br>  <br> 「そうだね、舞台が精神病錬ではなくて、無人島だったら <br> 最高だなと思うよ。」  <br> 「どういう意味ですかそれは？どうして素直に、面白かっ <br> たといえないかなあ！！！！」  <br>  <br> ・・・余談ですが今朝、「カワイイ」ものが大好きなバー <br> トが、レッサーパンダの帽子を被って研究室にやってきま <br> した。 ・・・可愛すぎます。 <br>  <br> そのスタイルだけはヤバイと思って、説得したので、 何 <br> とか思いとどまってくれました。やれやれ。 <br><br></dd>
<dt>19 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 06:43</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 「2nd RING」第十七話から十九話まで読みました。「レイた <br> ん育成計画」がセカンド・ステージに入ったことを確認しま <br> した。レイたん、スーパー・ネルフの王子様・シンジにメロ <br> メロです。しかも、自分がメロメロであることを病気と誤解 <br> して、「動悸不良、不整脈。体温不安定、胸部痛覚異常、正 <br> 常じゃないわ」と診断しています。  <br>  <br> ・・・可愛すぎます。なんか当初はマジで頭がクラクラして <br> きて、僕も病気かと思いました。ところが第十八話に入ると、 <br> 「実は旨いやん、コレ！」と思い始めました。  <br>  <br> そのことをストラウス先生に報告したら、次のような返事が  <br> 返ってきました。  <br>  <br> 「うん、君も本格的にＬＲＳの味を覚えてきたようだね。私  <br> にも似たような経験があるよ。当初メッ○ールを飲んで、気 <br> が狂うかと思ったけど、原○研の人に無理矢理飲まされてい <br> たら、なんかどんどんおいしくなってきてね・・・。やっぱ <br> り、人間、洗脳されたら極楽だよね。ところで君、ツボ買わ <br> ない？」  <br>  <br> ぐわっ！！！ 先生、そのネタはさすがにやばすぎます！！！  <br><br></dd>
<dt>20 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 06:45</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 春です。なんだかソワソワして、「2nd RING」にも手がつ  <br> きません。というか、あんなの読んでるから、ソワソワし  <br> ちゃうんだろうと思ってしまいます。それで気分をかえて  <br> 外出することにしました。でも、一人で外にでるのも気が  <br> ひけます。でも、アルジャーノンを誘うのはもっと気がひ  <br> けます。彼も春なのか、僕の肩にのって、首筋に身をゆだ  <br> ねてきます。それだけならまだいいのですが、時々首筋に  <br> 息を吹きかけてきます。それを僕がとても嫌がると、潤ん  <br> だ目で「君は一時的接触が苦手なのかい？」などと聞いて  <br> きます。ついでに、レッサーパンダの帽子をいじくりなが  <br> ら、僕らをみているバートの目に嫉妬がちらついています  <br> し。  <br>  <br> そこで、キニアン先生を誘うことにしました。彼女は二つ  <br> 返事でＯＫしてくれました。今からの時間だと、映画を観  <br> て、夕食ということになるでしょうか。ちょっとドキドキ  <br> です。  <br>  <br> それじゃ、逝ってきます！ <br><br></dd>
<dt>21 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 06:50</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 映画のセレクトを考えながら歩いていたら、例の如く <br> アルジャーノンとバートの声が、耳に入ってきた。  <br>  <br> 「『二人の補完』、第7話まで読んだよ。シンジ君は、 <br> なんだか、変身する前のジム・キャリーみたいだった <br> な。『ふたりの男とひとりの女』でも、『マスク』で <br> も構わないけれど。愛想笑いがトレードマーク。しも <br> ねたの扱いも、どこか共通性がある。世界はアメリカ <br> ンジョークに満ち満ちているね。」  <br>  <br> 「ま、またそんな感想を・・・。 私も、読み返して <br> いますが、すれ違う二人の想いが、せつなくて、せつ <br> なくて！！！！ここまで、僕の心をかき乱す作者が、 <br> 恨めしいような気さえしていますよ。まったくもって、 <br> 正味な話！！！！」  <br>  <br> 今日も今日とて、キャンパスに、バートの上ずった声が <br> 響き渡っている。エヴァＦＦというのも、罪作りなものだ。  <br>  <br> 「暴走して、作者に中傷メールを送ったりしないようにね」  <br> 「そんなストーカーみたいなことは、しませんっっ！！！！」  <br><br></dd>
<dt>22 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 07:00</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> どうして今までアリス・キニアンがこんなに美しいことに気が  <br> つかなかったのだろう？彼女の黒曜石の瞳に、肩まで伸ばした <br> 金髪、泣きぼくろ。きっといままで研究室にこもって、白衣を  <br> 着ている姿しか見たことがなかったからだ。  <br>  <br> 僕らは映画を観に行き、そして夕食を一緒に食べたが、一本目  <br> の映画についてはあまり覚えていない。というのも、隣に座る  <br> 彼女に気を取られ過ぎたからだ。気がついたときには、ウナゲ  <br> リオンを懺滅後、シンジが彼の命を救ったアスカと結婚するた  <br> めにヨーロッパに行くというエンディングだった。  <br>  <br> 「桜の咲くころに」という二本目の映画はより興味深いものだ  <br> った。シンジとアスカとカヲルの三人の微妙なバランスが嫉妬  <br> と欺瞞と束縛的な愛情で、次第に崩れていくという心理ものだ  <br> った。  <br>  <br> 同じ大学に通うシンジとアスカは、ある日カヲルに再会する。 <br> それから、三人はいつも一緒に行動するようになるが、シンジ  <br> には、自分がお互いに痛烈に批判しあうカヲルとアスカの間で  <br> 「やじろべえの支点のように」バランスをとっていたように思  <br> われた。しかし、ある日を境に三人のバランスは崩れていく。  <br> そのような状況で、カヲルは再び入院するのであった．．．。  <br>  <br> 映画を見終わったあと、僕は自分の感想を彼女に言わざるをえ  <br> なかった。  <br>  <br> 「あんなの嘘だ。あんな風にものごとが起こるはずないよ。」  <br> 「もちろんよ、だって作りものの世界なんだから。」  <br> 「違う！ そんなの答えじゃない。たとえ作りものの世界だっ  <br> てルールはなければならないんだ。オリジナルの第弐拾四話を  <br> 作品の前提としてるのに、使徒だったのに、すでに死んでいる  <br> はずなのに、どうして突然桜の下で  <br>  <br> &gt;やぁ、シンジ君。調子はどうだいって？  <br>  <br> ってカヲル君が現われるんだよ！！！しかも、アスカと一緒に <br> ネルフのドイツ支部にいたなんて。そりゃ内容はイタくてしび <br> れる よ。でも、作品の設定そのものがあまりにも曖昧で、ご <br> 都合主 義すぎるよ！」  <br> 「そんなことを言っていたら、エヴァＦＦの多くは成立しない  <br> わ。ＬＡＳもＬＲＳも、条件を曖昧にして初めて成立するのだ  <br> から。オリジナルを作品の条件として完全に受け入れたら、ど  <br> うしてアスカがシンジを好きになるのかさっぱり分からないわ。 <br> つまり、ＬＡＳそのものが成立しないの。ＬＲＳだってそうよ。  <br> レイは母親のクローンでしょ。「魔の刻」の岩下志麻なみに気  <br> 持ちが悪いわ。ねぇ、チャーリー、岩下志麻がセーラー服着て <br> 「碇君が、呼んでいる」と言っているとしたら、それは もう犯 <br> 罪だと思わない？」  <br>  <br> 一瞬、僕はそのシーンを想像して吐き気を覚えた。 <br>  <br> 「僕は混乱しているよ。何がなんだかさっぱりわからない。」  <br> 「大丈夫よ。あなたはＦＦを読んで理解し始めているわ。ＦＦ  <br>  の背後にあるものが見え始めているのよ。」  <br> 「．．．」  <br> 「他の人がずいぶん長い時間をかけて読んでいるＦＦをあなた  <br> は一週間で読んでいることを忘れないで。あなたはＦＦの知識  <br> を吸収する大きなスポンジなのよ。」  <br>  <br> ．．．そうなんだろうか。僕にはやっぱり分からない。「2nd  <br> RING」だけじゃなく、他の作品も読もう。  <br><br></dd>
<dt>23 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 07:11</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 「2nd RING」第二十話から第２２．５話まで読んだ。これで  <br> 第一部を読了。ちょうどアスカが来日したところだった。  <br> 相変わらず、「レイたん育成計画」をオリジナル（ＴＶシリ  <br> ーズ＋貞本エヴァ）に忠実にしたがって展開しており、芸が  <br> ない。まぁ「レイたん育成計画」が萌えーなのが、この作品  <br> の唯一の長所か。それでも、第二十話の進路相談において、  <br> レイたんが  <br>  <br> &gt;碇君と、一緒に、いたい・・・  <br> &gt;それが、私の願い。  <br> &gt;碇君が進学するなら、私もします。  <br> &gt;碇君が行く高校に、私も行きます。  <br> &gt;碇君と、死ぬまで、ずっと一緒にいたい。  <br> &gt;それが、私の、願い、です・・・ <br>  <br> ・・・ある意味、別の涙を誘う。こればっかりを読むのはつ <br> まらないので、ストラウス先生に他の作品を教えてもらうに、 <br> 彼の研究室に行った。  <br>  <br> 部屋に入るとストラウス先生が制服を着たレイの１／１フィ  <br> ギュアを膝に乗せていた。おもわず冷たい汗が流れる。しば  <br> しの沈黙の後、そのフィギュアがこっちを向いた。  <br>  <br> 「綾波レイでーす、よろしく！」  <br> 「．．．．．」  <br> 「い、いや、こんど教授会で宴会があるんで、そこで腹話術  <br> でもやろうかなぁと思って。ねぇ、レイちゃん。」  <br> 「そう、よかったわね」  <br> 「．．．先生、寒いです」  <br> 「．．．君、つめたいなぁ。つきあってくれもいいじゃん。  <br> ねぇ、レイちゃん。」  <br> 「そう、よく分からない」  <br> 「．．．レイちゃんにも呆れられているじゃないですか。  <br>  とっとと新しいＦＦを教えて下さい。」  <br> 「確かに自分でやっていてもちょっち寒いよ、このネタ。  <br>  まぁいいや、レイちゃんが教えてくれるよ。」  <br> 「何を望むの？」  <br> 「．．．何かこう胸がキューンとするような作品がいいん  <br> ですけど。」  <br> 「．．．キューン、よく分からない。イタイやつ、それと  <br> もセツナ系？」  <br> 「どっちでもいいですよ。「イタモノ」スレでもどっちで  <br> もいいという流れになっているんですから。」  <br> 「そう、それじゃ、ＬＲＳじゃないけど、これはどう？  <br> 「そらの下で」 セツナ系（アヤナミスト派）だから。」  <br> 「おもしろそうですね。読んでみます。」  <br> 「そう、よかったわね。」  <br>  <br> というわけで、明日は「そらの下で」を読んでみます。し  <br> かし、先生、腹話術の練習なのに、なぜローションが机の  <br> 上にあったのでしょうか？  <br><br></dd>
<dt>24 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 07:18</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> ストラウス先生に勧められた「そらの下で」を読了した。その後  <br> 先生と議論を行なうために、先生の部屋に行く。先生はレイたん <br> フィギアはクローゼットの中に隠したらしい。なんでも宴会で腹 <br> 話術の自作自演をやったら、だいぶ煽られたとのこと。小心者は <br> キャラハンを名乗らないほうが賢明なようだ。  <br>  <br> 「どうだった？ 「そらの下で」は」  <br> 「よかったです。さすが名作の誉れ高い作品でした。ただいくつ  <br> か疑問が残りました。」  <br> 「ほぉ、どこかね？」  <br> 「一つはケンスケのキャラ設定ですか。彼はもっと醒めたキャラ  <br> であるはずなんですが、なんかこう尾崎豊しています。醒めたキ  <br> ャラであるはずのケンスケがなぜか「くそったれ」を連発してい  <br> て違和感を覚えました。彼が世の中に苛立っていることを表現し  <br> ようとしたのでしょうが、なんかあの作品でのケンスケは「盗ん  <br> だバイクで走りだーすー」って感じがします。つまり、世の中に  <br> 苛立っているけど、不良になれない頭のいい厨房って感じでしょ  <br> うか。オリジナルのケンスケって、もうちょっと頭のわるーいド  <br> キュソ厨房のイメージが強いんですけど」  <br> 「んー、まぁそういわれりゃそうかな？ どっちにせよ、優等生  <br> じゃないけどね。」  <br> 「それと、これはＥＯＥの解釈に関わってくると思うのですが、  <br> シンジが望んだのは「融合していない」世界、つまりあの作品で  <br> はケンスケたちのいる世界であって、「赤い海の浜辺」ではない <br> はずです。」  <br> 「どういうことだい？」  <br> 「つまり、シンジとアスカがもどった「赤い海と白い浜辺」は <br> サードインパクトがあって、たまたまそうなった「ケンスケた <br> ちがいる世界」 のはずだということです。シンジじしんが好 <br> んで「あっちワールド」に行ったとは思えなくって。まぁＦＦ <br> っておおかれすくなかれオリジナルの設定という条件を緩和し <br> ないとできないものですけど。」  <br> 「ふーん．．．。でも、それは君の主観的解釈だろ？ 作者の <br> 解釈が間違っているとは言えないよ。」  <br> 「あとはなんでレイたん、ここにいるの？って感じで。いや、 <br> 赤い海の浜辺で「アスカぁぁぁ、僕を見捨てないでええ」と迫 <br> るシンジに「きしょいんじゃ、ゴルァ！」とケリをいれるアス <br> カを、マターリ観察するレイたんがいてもいいんですが、なに <br> も中学校の屋上で覗きをして「にやーり」としなくてもいいと <br> 思うんですけど。歌舞伎町の覗き部屋じゃないんだから．．。」  <br>  <br> とここまで言ったら、ストラウス先生がイライラしている。  <br>  <br> 「．．．君ねぇ、そんなことはどうでもいいんだよ。もっと本 <br> 質をつきなさい、本質を。君のＦＦ評論はクサレ厨房のいちゃ <br> もんづけにしか聞こえないよ。」  <br>  <br> ．．．宇津駄氏脳。 <br><br></dd>
<dt>25 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 07:23</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 宇津状態のまま、今度は「秋日和」を読み始める。別の意味で宇 <br> 津になりそうだ、この作品。とりあえず感想をまとめてストラウ <br> ス先生のもとに行く。コミケが近いせいか、先生はレイたんのコ <br> スプレ（第一中学校制服）をやっていた。岩下志麻のセーラー服 <br> 姿と頭の中で一致して、嘔吐感を感じる・・・。 <br>  <br> 「今日は何を読んだの？」  <br> 「「秋日和」です。」  <br> 「そう、イタモノ／セツナ系に走っているのね。甘口ＬＲＳ、恋  <br> しくない？」  <br> 「恋しいですぅ」  <br> 「感想は？」  <br> 「レイたんの性格設定が甘いと思いました。なんか都合のいい女と  <br> いう感じがするという「イタモノ」スレでの感想にうなずいてしま  <br> いました。」  <br> 「そうね、よく分かるわ。なんか根性悪のクサレ女って感じがする  <br> わ。」  <br> 「最後の車でのシーンでも、  <br>  <br> &gt;顔をくしゃくしゃに歪ませて、彼女は僕を問いつめる。  <br> &gt;「どうしてなの．．．どうして？。」  <br>  <br> はないでしょ。おまえのせいじゃ、ｺﾞﾙｧ！」  <br>  <br> 「そうね、碇君。」  <br> 「まぁ確かに親子関係でのイタモノって珍しいですけど、痛いのは  <br> ＬＲＳだけのような気もしますし。あと、文章がギドッとアブラぎ  <br> っているのはまずいですね。最後のほうの独白も長いですし、読者  <br> に負担をかけますよ、あれ。」  <br> 「そうね、碇君。私もカミソリメールを送ろうかと思ったわ。」  <br>  <br> ．．．先生、それはやっぱりまずいです。 <br><br></dd>
<dt>26 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 07:30</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 「『二人の補完』は、第10回で前章（Ａｉｒ編）終了だね。  <br> ここで、ひとまず中間報告という形で、整理してみたいのだ <br> けど、どうだろう」  <br>  <br> 服を着たネズミ、アルジャーノンはいった。  <br>  <br> 「賛成です。後章は、前章の3年後という設定ですから、良い <br> 区切りです。幸い、作者が詳細な『執筆ノート』を、以前掲 <br> 示板で発表していますから、これの該当箇所も、併せて検討 <br> しましょう。」  <br>  <br> 彼の世話を命じられた、大学院生のバートがいった。  <br>  <br> 「まず第一に、確認しておきたいのは、『二人の補完』が、  <br> 映画theEndOfEvangerion(以下EOE)に対する、作者の解釈と、  <br> 密接に関係しているということ。そして、『二人の補完』は <br> アフターEOEとしてのLASに共通する、特徴的な要素をいくつ <br> も持っている。どういうことか。  <br>  <br> EOEでは、演出面で、赤と白の対立が描かれている。赤は言 <br> うまでもなく、弐号機のボディカラーで、アスカの特徴色。  <br> そして、TV放映分では、白はレイの特徴色として使われてい <br> たが、EOEでは、それだけに止まらない。量産型エヴァ、シ <br> ンジの右手に降りかかった精液など、補完計画に関わるもの <br> 全てを、白は表している。  <br>  <br> シンジの内面世界で、補完計画を中止させた要素の一つに、  <br> アスカの存在がある。けびん氏自身は、  <br>  <br> &gt;EOEの毒電波  <br>  <br> として、映画に批判的な態度をとっている。しかし、シンジ <br> とアスカの和解をもって、アフターEOEを描こうとする、LAS <br> の欲望。そこには、ある程度、EOEに対する正当な受容が、  <br> 存在するともいえるんだ」  <br>  <br> 「おおっ、素晴らしい、素晴らしい論理展開ですよ！！！！。  <br>  やっぱりLASは正しかったんだ！！！。 <br> アスカちゃんばんざーい！！！！」  <br>  <br> バートの、通常よりさらに1オクターブ高い叫び声。  <br>  <br> アルジャーノンは「いやそこまではいってない・・・」と呟い <br> たが、もとより、バートの耳に届くわけもなかった。  <br><br></dd>
<dt>27 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 07:38</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 宇津だ。昨日もその後、レイたんコスプレのストラウス先生に  <br> 「でも、あなたは「秋日和」の本質をとらえていない」と指摘  <br> された。イタモノ／セツナ系を読み始めてから、スランプに陥  <br> ったようだ。とりあえず気分転換にでもと、街をふらふらして  <br> いたら、アリスにばったり会った。なんかとても嬉しい。喫茶  <br> 店に彼女を誘い、最近のスランプについて語った。  <br>  <br> 「そういうことで、ストラウス先生に怒られて、ウッツーなん  <br> だ。うまく批評もできないし、僕はどうしたらいいんだろう。」  <br> 「ねぇ、チャーリー、この前も言ったんだけど、あなたは普通  <br> の人の１００倍のスピードでエヴァＦＦを読んでいるのよ。そ  <br> んなに焦らなくてもいいと思うけど。」  <br> 「でも、このままじゃみんなに飽きられちゃうよ。そんなの嫌  <br> なんだ・・・。藁える評論を目指しているのに。単なる揚げ足 <br> とり厨房になってしまいそうで・・・。」  <br> 「ねぇ、チャーリー。大切なのは、笑いをとることじゃないわ。  <br> 本質をつく評論が大切なのよ。「桜の咲くころに」からそうだ  <br> ったけど、あなたは「藁える評論」というものを誤解している  <br> と思うの。迷っていると言っていいと思うの。作品設定の矛盾  <br> やキャラ設定の矛盾をツッコむだけじゃダメなのよ。そういっ  <br> たものはやっぱり上辺だけしか作品を見ていないと思うの。」  <br> 「じゃ、何がエヴァＦＦで一番大切なの？」  <br> 「大切なのは．．．作者が何を言いたいかってことだと私は思  <br> うわ。それをちゃんと理解してあげること。作者が何を言いた  <br> いのか理解したうえで、それを的確に評価してあげること。そ  <br> れをせずに、作品を叩くだけだと芸のないクサレ厨房の評論に  <br> なってしまうわ。」  <br> 「．．．僕にできるかな、そんなこと。」  <br> 「大丈夫よ、チャーリー。思い出して。「猫耳的駄スレ」と評  <br> 価されたレス１から一週間もたってないのよ。あなたはいま急  <br> 速にいいエヴァ評論家になりつつあるわ。」  <br> 「ねぇ、アリス。どうすれば、作者の言いたいことを理解して  <br> 適切に評価できるようになるかな。」  <br>  <br> 彼女はしばらく外の景色を眺めながら考えていた。そして、僕  <br> のほうを向いて答えた。  <br>  <br> 「作品、いいえエヴァＦＦ全体に対する愛だと思うわ。」  <br> 「あい？」  <br> 「そう、愛。作者と気持ちをシンクロして、共感をもつこと。  <br> もちろん、シンクロできないこともあるけど、そんな時でもち  <br> ゃんと作者を理解してあげようと試みること。そういった姿勢  <br> を支えるのは、やっぱりエヴァＦＦに対する愛だと思うの。」  <br> 「僕にできるかな？」  <br> 「できるわ、大丈夫。しばらく、私といっしょにＦＦを読みま  <br> しょう。ストラウス先生には言っておくわ。」  <br>  <br> そう言って、彼女は微笑んだ。  <br><br></dd>
<dt>28 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 07:41</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 今日からアリスとＦＦを読むことになった。なんだかドキドキする  <br> と同時に安らぎを覚える。やっぱりこういう気持ちはストラウス先  <br> 生の指導にはないな、そう思いながら彼女に向かい合う。使うテキ  <br> ストはＦＦの古典的名作「時が、走り出す」。全１６話を計８回に  <br> 分けてディスカッションすることになった。  <br>  <br> 「さぁ、今日は「時が、走り出す」の一話と二話ね。感想はどう？  <br> チャーリー。作者が何を言いたかったのかという点を考えてみて。」  <br> 「出だしとしてはかなり上手いと感じたよ。１７歳のシンジの看病  <br> 疲れがよく出ているね。レイに対するシンジの感情が愛情というよ  <br> りは、むしろ後悔とその償いというある種の義務感に縛られている。  <br> そういった義務感がシンジの感情を鈍磨させる要因になっており、  <br> この作品独特の雰囲気を醸し出していると思う。シンジの感情の鈍  <br> 磨というのはＦＦではよく使われる手だと思うけど。」  <br> 「続けて」  <br> 「でも、愛情ではなく義務感からレイを看病しているという点がＬ  <br> ＲＳにとっては不満になりうると思われるんだ。つまり、レイの闘  <br> 病を機軸に置いたこの作品の本質はＬＲＳではなく、むしろＬＡＳ  <br> であるように思われるってこと。これはレイが彼の妹として扱われ  <br> ているという点にもあらわわれていると思うし。まず第一に、レイ  <br> がこの先シンジにどのような感情を抱くか分からないにせよ、シン  <br> ジとしてはレイに恋愛感情を抱いているわけではないということが  <br> 第一話と第二話で比較的はっきりしているように思われるし、第二  <br> にアスカの取り扱いかな。アスカがシンジに対して強い恋愛感情を  <br> 抱いていることは、第一話での  <br>  <br> &gt;「あんた、バカァ！  <br> &gt;好きになった人が振り向いてくれないからじゃないのッ！」  <br>  <br> という発言ではっきりしているし、コンビニでの彼女の感情の小爆  <br> 発でも強調されている。」  <br> 「そうね．．．、それはシンジをじっと見つめるアスカの視点にあ  <br> らわれているわね、確かに。もしこの作品が純粋にＬＲＳならアス  <br> カの視点は必要ないわけだしね。」  <br> 「うん、そう考えると、この作品は次の三つの要素から成り立ってい  <br> ると思う。一つめはレイの闘病。二つめは、シンジの摩耗した感情を  <br> 回復するプロセス。三つ目がシンジとアスカの恋愛の発展。もっとも  <br> 三点目はシンジの感情の回復という点に収斂するんだろうけど。こん  <br> な感じでいいの、アリス？」  <br> 「ええ、その調子よ。もっとも、２ちゃんネタがでにくく、叩きが少  <br> ないのは我慢してもらうしかしょうがないけどね。」  <br>  <br> そういって、彼女は笑った。でも、最後のセリフ、誰に言っているの、  <br> アリス？  <br><br></dd>
<dt>29 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 07:45</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 今日も「時が、走り出す」についてアリスとディスカッ  <br> ションをおこなった。今日は第３話と第４話だ。  <br>  <br> 「第３話の感想は、とてもウッツーな回だねということ  <br> かな。なんで言うか、「ヒッキー板」か「メンタルヘル  <br> ス板」を読んでいる印象がするよ。作者としてはこうし  <br> て読者を一旦「宇津田氏脳」状態に落とすことが目的な  <br> んだろうけど。」  <br> 「そうねぇ、確かに第３話のままなら、「ニュース速報  <br> 板」で、「男子高校生、看護の妹を殺害する！」スレが  <br> 乱立していたことになっていたかもしれないわね。」  <br> 「だからこそ、第４話が活きるんだろうけど。アスカは  <br> 先輩をふることで、シンジへの恋愛感情を確認するし、  <br> レイは目覚めることで、まさしく表題どおり  <br>  <br> &gt;止まっていた時が、再び走り出す。  <br>  <br> 実質的には第４話が物語の出発点なのかもしれない。」  <br>  <br> アリスの顔が僕に迫って来た。彼女の香りが僕の鼻孔を  <br> くすぐる。  <br>  <br> 「そうかもしれないわね．．．。」  <br>  <br> そういって彼女は笑った。なんか胸がドキドキする。ど  <br> うしたんだろう？知らないうちに彼女の手を握っていた。 <br> 彼女はそのうえに右手を重ねて、「その調子よ」と言っ <br> てくれた。彼女の言葉が僕にはとても嬉しかった。 <br><br></dd>
<dt>30 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 07:51</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 数日ぶりに、アルジャーノンとバートの二人が一緒にいるのを、 <br> 中庭で見かけた。  <br>  <br> 「さて、『二人の補完』後章では、いよいよ、アスカとシンジが <br> 和解へと歩んでいきますよ。でも、なかなか、すんなりとはいか <br> ないんだなこれが。あー！！！！」  <br>  <br> じれったそうに、肩を軽く震わせるバート。  <br>  <br> 「うん、まあでも今回は、ニーマー教授の薦めもあって、その前 <br> に『ある神話』を読んだよ」と、アルジャーノン。  <br>  <br> 「おおお、『ある神話』ですか。これもまた、切ないというか。 <br> なんというか。！！！！『二人の補完』の作者が、執筆ノートで、  <br> たびたび言及していることでも、知られています。で、感想は、 <br> どうです？」  <br>  <br> 「僕はネタバレで、価値が減じるとは思わないから、ざっくり <br> いってしまおうか。話の構造としては、背景が一足飛びに飛ん <br> で、シンジが死の床に就いた、サードインパクトから73年後か <br> ら始まる。この冒頭のシーンは、なんといっても、印象的だよ <br> ね。 補完計画には、死による救済という側面がある。それを乗 <br> り越え、晩年を迎えたシンジのもとに、アスカから手紙が届き、  <br> 往時を思い出すという趣向になっている。  <br>  <br> 少年期の回想シーンと、臨終間際にアスカから手紙（遺書？）を <br> 受け取る場面。つまり、この短編は、死に直面した場面しか描い <br> ていない。  <br>  <br> このことは、1つのパラドックスだといえる。ストーリー的には、 <br> シンジの人生は、平凡な日常を平凡に、しかし英雄的なほど誠実 <br> に過ごしたことになっているのだから。念の為いっておくと、僕 <br> は必ずしも欠点としてこれを指摘しているのではないよ」  <br>  <br> 「ところで、ラストシーンについては、どうですか？  <br>  <br>  &gt;やがて、彼の人生は一つの神話となった。  <br>  <br> と、ありますが」  <br>  <br> 「ふむ、話が少しそれるけれど、インド独立の英雄マハトマ=ガ <br> ンジーのこんなエピソードを知っているかい？晩年、彼は、幼 <br> い孫娘と毎晩ベッドを共にして、社会的な批判を浴びたんだ。  <br> 死後に当の孫娘が会見して、ガンジーの行為は、攻撃性を捨てて  <br> 母性を身に付けるという思想の実践だったとして、名誉を回復し <br> た。 ロリコンと聖人は、紙一重だね」  <br>  <br> 「・・・・・・・・。」  <br>  <br> 「いや要するに、14歳のアニメキャラに萌えるという行為も、ま <br> かり間違えば、偉大な一歩になりうるという・・・」  <br>  <br> アルジャーノンの、フォローとも冗談ともつかない言葉が、早朝 <br> の静かなキャンパスに、響いていた。  <br><br></dd>
<dt>31 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 07:54</dt><br><dd> なんか疲れたわ、徹夜が堪える年なのかな（藁。 <br> 一旦、落ちます。あとで、また移転作業を続行し <br> ますので、このスレはそのまま放置してください。 <br>  <br> よろしくお願いします。 <br><br></dd>
<dt>32 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 20:49</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 長年勤めていたパン屋をリストラされた。仕事中に  <br> ２ちゃんねるの「きゅーどろの会＠エヴァ板」を見  <br> ながら、昼飯を冷麺にするか、そうめんにするか、  <br> タンメンにするか悩んでいるところを親方に見られ  <br> てしまった。泣いて謝ったけど、親方は許してくれ  <br> ない。  <br>  <br> 「お前はもう一人で生きていけるよ。なんにせよ、  <br> エヴァＦＦを論じるぐらいなんだから。ホントに１  <br> はバカだけどよ（藁 」  <br>  <br> 親方、それスレ違いです。  <br><br></dd>
<dt>33 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 20:52</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> パン屋を追い出された僕には帰るところがなくなった。  <br> エヴァＦＦを読むことがこんなに社会的に迫害されるこ <br> ととは知らなかった。僕はただいいＦＦ評論ができるよ <br> うになりたかっただけなのに。  <br>  <br> 大雨の中、僕はアリスのアパートに向かった。アリスは  <br> シカゴの国際夏コミケに向けてカヲルＸゲンドウのヤオ  <br> イ本の準備に忙しかったようだが、僕を快く向かえてく  <br> れた。  <br>  <br> 「ねぇ、アリス。カミングアウトはすべきじゃなかった  <br> のかな？」  <br> 「．．．難しいところね。大抵のＦＦファンは職場では  <br> 素性を隠しているんだけど。」  <br> 「そんな状況なのに、どうして僕たちはエヴァＦＦを読  <br> むんだろう？」  <br> 「人によっていろんな理由を抱えていると思うわ。ＥＯ  <br> Ｅの補完を望む人、単なるキャラ萌え、やることのない  <br> ヒッキー。決して満たされることのない欲望を引き込み、  <br> 自慰的に処理することでＦＦはなりたっているの。だか  <br> らこそ、ＦＦの評論はセンシティブなの。作者が欲望を  <br> 自己完結的に処理することを希望している場合によくお <br> こるのは、その作者が「他者である読者が批評の名のも  <br> とにその欲望の処理を妨げる」と認識することなの。そ  <br> の場合にかなりヒステリックなやり方で批評家たちを攻  <br> 撃する人たちが出てくるの。その典型例をビビットに表  <br> わしているのがエヴァＦＦ狂騒曲やその他のゴシップよ」  <br>  <br> 「つまり、ＦＦとは現実では満たされない欲求を昇華す  <br> る場であって、その場に関わる人は悪い意味でナイーブ  <br> な人が多いということかい？」  <br> 「んー、そうね。実際には作品は作品として公正に評価  <br> すべきなんだけどね。ただ、ＦＦの魅力というのが一種  <br> の「癒し」、すなわち欲求の昇華であることは認識して  <br> いたほうがいいわ。ギャグであれ、イタモノ系であれ、  <br> １８禁であれ、鬼畜系であれ、ＬＡＳであれ、ＬＲＳで  <br> あれ。」  <br> 「．．．だからこそ、作品を評価するにあたって、ＦＦ  <br> に対する愛が必要だというんだね。」  <br> 「そう。エヴァという作品世界に吹き込まれる欲望と現  <br> 実において癒されることのない渇きがＦＦとして結晶化  <br> されるの。そこを押さえていないと、作者が何を言いた  <br> いのか、何を求めているのか、理解できないわ。ＦＦに  <br> 込められた想いを大切にそっと取り扱ってあげないとね」  <br>  <br> 僕も現実では向くわれない想いをＦＦに託しているのだ  <br> ろうか？ 僕の想いとは一体なんなんだろう？ 自分探し  <br> のつもりでＦＦをもっと読んでみよう。  <br><br></dd>
<dt>34 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 20:57</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> アリスの部屋を出て、本を取りに大学に立ち寄ったところで、  <br> 例の2人組み（1匹と1人？）を、見かけた。  <br>  <br> 「『二人の補完』を、第14話まで読んでみて、少し気になった <br> ことが1つ。 まあ、僕なんかが、偉そうに指摘することじゃな <br> いけれど、『二人の補完』でアスカさんとシンジ君が抱えてい <br> る心の傷は、 本来の意味でのトラウマじゃないでしょう？」  <br>       <br> 少し離れた場所からも、アルジャーノンの紅い瞳が、雨上がり <br> の陽光に照り輝いているのがわかった。  <br>  <br> 「そういえばそうですね。二人とも、自分が過去に経験した『 <br> 地獄』を、最初から自覚している。精神分析医との対話で、言 <br> 語化され、発展的に解消されるという性質の、心的外傷ではな <br> い。むしろ、inferiority complex に近い。」と、バート。  <br>  <br> 「うん、スーパーシンジの行動規範の根底に、何故か劣等感が <br> あるという問題は、考察の余地があるかもしれない。ただ、僕 <br> がここで指摘したいのは、そういった擬似トラウマの、中身で <br> はなくて、作中でどのように機能しているかなんだ。『過去の <br> 共有』を表すものであり、二人の運命的な結び付きを、保証す <br> るものでもある。  <br>  <br> 付け加えるなら、シンジ君に感情移入しやすくするための装置 <br> でもある。描写の是非はともかくとして、後章の彼の口からで <br> るのは、正論ばかりだ」  <br>  <br> 「ま、また、そういう言い方を。！！！！『退屈な正論』と、 <br> 言いたいのですか？」  <br>  <br> 少し皮肉を込めた口調で、バートが返す。  <br>  <br> 「そうはいってないさ。とはいえ、二人の関係を特別なものに <br> している重要な要素が、過去の苦難だというのは、LASにとっ <br> て諸刃の剣だね。アスカさんと、シンジ君は、ネルフと補完計 <br> 画の呪縛に、囚われ続けることになる。『二人の補完』におい <br> ても、LASの最大の障壁は、擬似トラウマではなくて、平穏で <br> 幸福な日常だよ。『ある神話』と比較してみるのも面白いんじ <br> ゃないかな」  <br>  <br> 「うーん、微妙な問題ですが。しかし、しかし、作品に対する <br> 判断は、もう少し先まで保留にしておきましょう。！！！！  <br>       <br> チャーリー君も、結論を性急にして、ストラウス先生にたしな <br> められたとか。ストラウス先生は、近頃、余りお見かけしませ <br> んが・・・」  <br>  <br> 「ああ、あの人は、最近忙しいんだよ。ヒントは、『5月18日』 <br> と『プリンセスメーカー』だ」  <br>  <br> ・・・そうだったのか。  <br><br></dd>
<dt>35 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 21:00</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> ストラウス先生と連絡が取れない。研究テーマについて相談したいのに。  <br> アルジャーノンが言っていたとおり「アヤナミぷりめプロジェクト」に身  <br> も心もＬＣＬのごとく溶かしているのだろうとは思うものの、あの人のこ  <br> とだから発売日の午前中にゲットしたうえで、徹夜でプレイしているはず  <br> である。しかし、「脱衣補完計画」で煮え湯を飲まされたはずなのに懲り <br> ないものだ。とりあえず彼の携帯にかけてみる。あっ、つながった。  <br>  <br> 「もしもし、チャーリーですけど」  <br> 「やぁ、君か．．．」  <br> 「大丈夫ですか、先生、声が暗いんですけど。」  <br> 「はははは、あーあ。どうやっても結婚エンドにいけないんだ。攻略  <br> ＨＰ知らない、君？」  <br> 「知りません。自力でやってこそのギャルゲーでしょ。」  <br> 「．．．馬鹿者。そんな非効率的なことできるか！！！ 早くすべて <br> のエンディングをチェックしたいんだよ！！！」  <br> 「じゃ、２ちゃんの「レイたんプリメぷろじぇくと」関連のスレをチ  <br> ェックすればいいじゃないですか」  <br> 「ネタバレは嫌なんだよ！！！」  <br>  <br> ．．．わがままな。相手にしてられないので、とりあえずアポだけと  <br> ることにする。  <br>  <br> 「うーん、しょうがないな。一日レイたんと戯れたいのに．．．わか  <br> ったよ、それじゃ明日２時に研究室でいいかい？」  <br> 「はい、分かりました。ところで先生どんなエンディング見たんです  <br> か？沢山あるんでしょうけど、一番印象に残ったやつを。」  <br>  <br> 「恋愛状態になり戦自にあぽーんかと思いきや、バレー選手で金メダ <br> ルエンドだよ」  <br>  <br> ．．．マジですか？ <br><br></dd>
<dt>36 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 21:03</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 「『二人の補完』の読み合わせも、第17話まで進みました。  <br> 悪役として、マヤさんが大活躍。アスカさんとシンジ君を見 <br> 守る側としては、気が気でないです！！！！」とバートがい <br> った。  <br>  <br> 「うんうん、マヤさん、面白いねぇ。『邪魔してやる、邪魔 <br> してやる』なんて、呪文の様に唱えたりして。しかも、第17 <br> 話のタイトルが、『魔女達の宴』だよ。前回、なんだか辛気 <br> 臭い分析をしたのを、少し反省しているくらいなんだ。」と <br> アルジャーノンはいった。  <br>  <br> 「はは、楽しみ方は色々ですな。ところで、アリスから、肖 <br> 像画をもらったとか？」  <br>  <br> 「そうなんだ、エヴァのキャラクターでもないのに、イラス <br> トを描いてもらえるなんて、嬉しいね。公開も許してもらっ <br> たから、そのうち、『エヴァお絵描き画像Upload掲示板』に、 <br> 載る予定らしいよ」  <br>  <br> 「・・・意外に、普通のリアクションですね」  <br>  <br> 少し不満げな表情の、バート。  <br>  <br> 「ん？何を期待していたの？」  <br>  <br> 「いやその、あなたなら、もっとこう、例えば、 <br>  <br> 『フフフ、皆、わしの魅力にメロメロじゃのう。世界征服の <br> 日も近いにょ』  <br>  <br> とかなんとか・・・」  <br>  <br> 「そんな『デ・ジ・キャラット』みたいな台詞、僕の口から <br> は出ない！！！！妙な妄想をするんじゃないっ！！！！」  <br>  <br> 今日は珍しく、アルジャーノンが、感情を露わにしていた。 <br><br></dd>
<dt>37 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 21:07</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 最近、アリスのところに入り浸っているせいか、日記の提出が滞っ  <br> ている。そのために、ニーマー教授に怒られてしまった。もっとも <br> これは確かにそうで、いまや無職・ダメの僕は財団の給金で生活し <br> ているのであって、日記の提出は義務である。反省。  <br>  <br> 今日はストラウス先生と「2nd RING」第二三話から第三十話までを  <br> 議論した。ストラウス先生の目が血走っているのはきっと５月１８  <br> 日から、不眠不休でレイたんの育成に勤しんでいるからだろう。  <br>  <br> 「今回はあれだな、赤毛ウッキーとシンクロして、優香の写真集を  <br> 購入するという第九話『瞬間、懐、重ねて』だな。」  <br> 「．．．はぁ？」  <br> 「気にするな、一応のお約束だ。ところで感想はどうだった？」  <br> 「そうですね、育成計画は順調に進んでいます。ポイントは二つ。 <br> 一つはシンジとレイがファーストキスをしたことですか。もっとも、 <br> シンジにとっては二度目ですけど。もう一つはアスカが登場したこと <br> で、綾波に不安発生。特におっぱいが小さいことで悩んでいます。こ <br> れは思春期の女の子にありがちな悩みかもしれませんが、月並という <br> か、ひょっとして作者は女の子のことについて「新・ヤングアダルト <br> 情報源：異性編」（サンマーク出版）で知識を仕入れているのかもし <br> れません。」  <br>  <br> 「んー、まぁあれは厨房必須マニュアルだからな。私もリアル厨工房 <br> のときにはお世話になったものだ。」  <br> 「．．．」  <br> 「あっ、ぷかぷかれいたんにごはんをあげなきゃ」  <br>  <br> 先生、ごまかさないで下さい。 <br><br></dd>
<dt>38 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 21:10</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 今日はアリスの部屋で「時が、走り出す」の第五話と第六話  <br> についてディスカッションした。  <br>  <br> 「物語が中盤に入ったね。レイが目覚めたことで、シンジの  <br> 感情が回復し、またレイ自身の性格変化がレイに対するアス  <br> カの心理にもいい方向で影響している。シンジに対する彼女  <br> の恋愛感情と彼女自身の激情的性格を考えるとこれこそひと  <br> つの奇跡だね。」  <br> 「そうね、確かに．．．。」  <br> 「これはレイをシンジの妹として取り扱うことのメリットの  <br> 一つかもしれない。つまり、二股をかける場合には、関係を  <br> 微妙にずらすことで、女性同士の正面衝突を回避することが  <br> 可能となる。その結果、間に挟まれた男はバランサーとして  <br> 機能することが可能となる。つまりは、恋愛勢力均衡（Bala  <br> nce of Love Power）だよ。」  <br>  <br> 「ふぅん、あなたも恋愛均衡政策は好きなの？」  <br> ．．．読者としては好きだよ。バランサーとしてのシンジに <br> 感情を移入することで「両手に花、うはうは状態」を楽しめ <br> る。ただ、問題はレイに対しても、アスカに対しても同程度 <br> の関係を維持しないといけないから、ディープな関係になる  <br> のは難しいってことかな？いわゆるあだち充的世界ではじめ <br> て可能となる均衡だよ」  <br> 「．．．読者としての話じゃないのよ」  <br>  <br> そう言って彼女は僕の髪の毛をいじくりだした。そういえば、  <br> 僕には妹がいるような気がする。確か、ノーマという名前だ  <br> ったような．．．。 <br><br></dd>
<dt>39 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 21:13</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 服を来たネズミ、アルジャーノンの相方は、バートだったはず。  <br> めずらしくアリスと談笑している姿を、見かけた。  <br>  <br> 「アリス・キニアン先生、実は今読んでいる『二人の補完』のこ <br> とで、折り入って相談があります。こんなことを言うと、ご不興 <br> を買うかもしれないのですが、外伝第１話で、シンジが酷使され <br> ているシーンのほうが、本編終盤のラブラブよりも、遥かにエロ <br> ティックなんです」  <br>  <br> 「あら、私はバート君とはちがうわ。楽しい分析ね。その方向で、 <br> もう少し発展させてみてちょうだい。でも、どうして私に相談し <br> ようと思ったのかしら？」  <br>  <br> アルジャーノンが、彼にしては滅多にないことに、答えに詰まっ <br> ている様子だ。  <br>  <br> 「うふふ、アルジァーノン、どうやら、あなたは、新しい扉を開 <br> いてしまったようね。君は見込みがあるわ。実のところ、私、あ <br> なたに、密かに期待していたの。『二人の補完』の次は、これを <br> 読んでみるといいわ。」  <br>  <br> アリスの声に対して、なぜかしら、大きな鳥の鳴き声のような印 <br> 象を受けた。何やらメモを渡しているようだ。  <br>  <br> 「『もう頬杖はつかない』？」  <br>  <br> 「そう。その中にも、裏返しの欲望が潜んでいるわ。あなたなら、 <br> きっと楽しめるわよ」口調とは裏腹な、アルカイックな微笑み。  <br>  <br>  <br> ・・・自分の知らなかった、アリスの一面を見た気がする。今日 <br> 見たことは、心の中にしまっておこう。  <br><br></dd>
<dt>40 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 21:19</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> なんだか妖艶なアリスにショックを受けた僕はベンチに座った  <br> まま気が抜けた状態になっていた。毒気にあてられたとはこの  <br> ことらしい。しかも、さらに悪いことに頭痛がひどい。アスピ  <br> リンを胸ポケットから取り出し、２粒ほど噛みつぶして、目を  <br> 閉じた。  <br>  <br> ＊＊＊ <br>  <br> かわいらしい女の子がその母親に話していた。その子はレイ  <br> たんにそっくりだった。  <br> 「ねえ、お母さん。おにいちゃんがいやらしいＦＦを読んで、  <br> ニヤニヤしているの」  <br>  <br> 母親の顔が青ざめて、ヒステリックな声をあげながら、１０  <br> 歳ごろの男の子に平手を打つ。  <br>  <br> 「チャーリー！！！、またこの子はこんなＦＦを読んで！！」  <br> 「ごめんにゃはい、ごめんにゃはい、おかぁぁぁたん！！！」  <br> 「まぁ、これは「４０２」じゃないの。綾波さんがちょっとし  <br> たきっかけで欲情して、オナクィーンとして一日サカッタ上に <br> シンちゃんとセクースする作品じゃないの！！！この子は、こ <br> の子は！！！」  <br>  <br> 激しく平手を打つ母親。たまらず父親が介入する。  <br>  <br> 「やめないか！オタクな男の子には当たり前のことなんだよ！！ <br> アニ メキャラで逝けるのが健全なオタクの証拠なんだよ！！」  <br>  <br> 「でも、この子はＦＦを書けないところか、まともな作品も読め <br> ないのに！！なのになのに、なんでこんな１８禁だけは読めるの <br> よ！この子の担当になんて言われたか、あなた知っているの？  <br>  <br> 「レイたんで逝けるＬＲＳ厨は逝ってヨシ！」よ！！！  <br>  <br> このままじゃ、隔離スレに封じ込まれるのよ！！ 」  <br>  <br> そう言うって母親はしくしく泣き始めた。 <br>  <br> ＊＊＊ <br>  <br> その風景を僕は遠くから眺めていた。・・・なんてこった。僕に <br> こんなトラウマがあったとは。どおりで「真性鬼エヴァンゲリロ <br> ン」では逝けないはずだ・・・。 <br><br></dd>
<dt>41 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 21:22</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> アルジャーノンに対する先日のアリスの微笑みと失われた  <br> 過去へのトリップで、すっかり混乱してしまった僕だが、  <br> とりあえず「時が、走り出す」の第七話と第八話を読んだ。  <br> 今回は一人で考察することにする。今の状況でアリスとは  <br> 会えない。  <br>  <br> あだち充的世界における恋愛勢力均衡がまだ続いている。  <br> しかし、まだ作品の中盤であることを考えれば、これが一  <br> 種の小春日和であることは間違いがない。最後のシンジか  <br> らアスカへの電話が気にかかる・・・。  <br>  <br> と、そこまで考えたとき、バートがやって来た。雰囲気が  <br> ブラックホール的にどんよりしている。  <br>  <br> 「どうしたの、バート？ なんかくらいねぇ」  <br> 「アルジャーノンが最近つれないんですぅぅぅ！！！！今 <br> 日も彼と「二人の補完」を読もうと誘ったら、遠くを見て <br> 「ごめん、今日はちょっと忙しいんだ」とにげちゃうんで <br> すぅぅ！！！ 嫌われちゃったんでしょうか？」  <br>  <br> あいかわらず無駄にハイテンションだ。  <br>  <br> 「アルジャーノン！！！どこ行ったのぉ？」と叫びながら、 <br> ふらふらとどこかに行ってしまった。  <br>  <br> やべぇよな、あいつ。とりあえず見なかったことにしよう。  <br><br></dd>
<dt>42 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 21:44</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> アリスが僕の部屋にやって来た。昨日、彼女の部屋に行  <br> かなかったことを心配してのことらしい。「どうして昨  <br> 日は来なかったの？」と聞く彼女に対して、僕はどう答  <br> えていいのか、分からなかった。  <br>  <br> 「しょうがないわね、もう。何をそんなにすねてるの？」  <br> 「．．．すねてないよ。」  <br> 「それをすねているというのよ、チャーリー。」  <br> 「．．．もう今日は帰って、アリス。」  <br> 「いったいどうしたのよ、チャーリー。」  <br> 「アルジャーノンとＦＦを語ればいいじゃないか！！！  <br> クサレＬＲＳ厨の僕となんかじゃなく！！！」  <br>  <br> 唖然とした表情を一瞬浮かべ、それから彼女は微笑んだ。  <br> 僕はよけいに不機嫌になる。  <br>  <br> 「大丈夫よ、チャーリー。あなたが考えているようなこ <br> とじゃないわ。あの子にはあなたと同じぐらいの才能が <br> あるから。もうバート君じゃ力不足だから。それだけの <br> ことよ。」  <br> 「．．．」  <br> 「まぁ、気にしないで。ところで「時が、走り出す」第  <br>  九話と十話を読んだ？」  <br> 「．．．読んだよ。小春日和的なＬＡＳ風味だね。悪く  <br> ないよ。ただ、レイに対する感情もうまく整理できずに  <br> 分からないといい、他方でアスカに対して、  <br>  <br> &gt;アスカの事・・・僕は『好き』だって言っちゃいけない  <br> &gt;んだ。 そんなのって都合良すぎるよ。  <br>  <br> というのは、「惑星beau☆beau」の恋愛価値鑑定でいえば <br> （<a href="http://www.tv-asahi.co.jp/beau/kantei.html" target=new>http://www.tv-asahi.co.jp/beau/kantei.html</a>）、「幼 <br> 稚園恋愛級」だね。」  <br>  <br> アリスはにっこり笑う。  <br>  <br> 「それじゃ、あなたは？」 <br> 「・・・「成田離婚級」ﾀﾞﾖ・・・」 <br>  <br> 沈黙するアリスを横目に、僕はアイゴー！！！と叫びながら <br> 逃げ出したのだった・・・。 <br><br></dd>
<dt>43 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 23:34</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> バートが、アルジャーノンに対して、過日の行動をそれとなく <br> 聞いているようだ。  <br>  <br> 「実は、二人の補完との絡みで。『相田ケンスケの策略』を読 <br> んでいたんだ」  <br>  <br> アルジャーノンがいった。このこと自体は、本当らしい。  <br>  <br> 「えええええっ、鬼畜ポルノ小説じゃないですか。！！！！  <br> なんでまたそんなものを」怪訝そうな表情のバート。  <br>  <br> 「うん、これ自体は、フランス書院的にウェルメイドな、ポル <br> ノ小説といえるね。つまり、マゾヒスティックな小説だという <br> ことだ。意外かい？  <br>  <br> しかし、一般にフランス書院等の文脈で、サディズムという言 <br> 葉がでてくるとき、そこにマルキ・ド・サドが意図した意味で <br> のサディズムは存在しない。サドが描いたイメージは、人間の <br> 理性がどれだけ呵責のないものかという、実験だ。  <br>  <br> 『相田ケンスケの策略』では、ケンスケ君が、気の毒なほど悪 <br> く描かれているね。容姿、知性、性格全てにわたって。あるい <br> は、そう思いたがっているとも受け取れる。そして、その対照 <br> 的な性質が、ヒロインに付与されている。つまり、自己の価値 <br> をゼロにすることによって、対象への崇拝は、無限に高められ <br> るという構造だ。  <br>  <br> しかし一方で、マゾヒストというのは我侭なものだから、シン <br> ジ君は、他人のこういった世界観を絶対に許容しない。『二人 <br> の補完』でケンスケxアスカを暗示するかのような記述が、ひ <br> ととき物議をかもしたというのも、つまりはそういうことだよ」  <br>  <br> そこへ、何処からともなく、ストラウス先生がやって来て、注 <br> 文をつけた。  <br>  <br> 「やあやあ、一言いわせてくれないか？官能小説を語るなら、 <br> アップルノベルズ（日本出版社）にも、言及すべき。年季の入 <br> ったファンは、ここに向かうものだよ。私のお勧めは、由紀か <br> ほるの一連の作品だ。  <br>  <br> フランス書院にしても、近年、新しい流れがある。桜木充は、 <br> 年上の女性に玩弄される少年というパターンを確立して、漫画 <br> 家の喜国雅彦などからも、絶賛されているな。  <br>  <br> キミタチの議論は、総じて、ずさんといわざろうえない。フィ <br> ールドワークが、足りないのじゃないかね」  <br>  <br> さすがはストラウス先生。・・・などと、素直に感心していい <br> のだろうか？ <br><br></dd>
<dt>44 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 23:44</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 余談ですが、紅くりすたんについて、ストラウス先生に聞 <br> いてみました。仕方がないな、といいつも、ちっとも嫌そ <br> うに見えません。  <br>  <br> 「残念ながら、ナポレオン文庫は、エロ漫画の先進性に追 <br> いついていないという認識ではあるんだ。今はまだ、過渡 <br> 期ではないかな。ちょっと別の話だが、かつて、『SMスナ <br> イパー』誌の団鬼六賞を大学在学中に受賞した姫野カオル <br> コさんは、現在、文芸誌で活躍しているね。紅くりすたん <br> も、サクセスしてほしいなあ。ﾊｧﾊｧ <br>  <br> ついでだから、マンガが先をいっている例を、少し挙げよ <br> う。かるま龍狼の最新刊『人妻姫』。官能小説で頻出の素 <br> 材である人妻物だが、良くも悪くも、それらの特徴である <br> 暗い淫靡さが全くない。絵は鳥山明風だ。少し大袈裟にい <br> うなら、歴史の継承と発展だね。玉置勉強は、そういった <br> 文脈読みをせずとも、比較的わかりやすい、説明の親切な <br> 作家だ。村上隆のオブジェと並べて、海外に出典して欲し <br> い。マジで。・・・（以下省略）・・・」  <br>  <br> 板違いの内容を、日が傾くまで、延々と語りつづけるスト <br> ラウス先生。強引に礼をいって、なんとか逃げ出してきま <br> した。  <br>        <br> ・・・すいません、日記を乗っ取られそうなので、これく <br> らいで勘弁してください。 <br><br></dd>
<dt>45 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 23:47</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 今日は「2ND RING」の第三十一話から第三十七話まで読んだ。  <br> これでようやく第二部が終了。しかし、今は亡きサリバン先生  <br> に命じられたからとはいえ、もはやこの作品を読むのはサティ  <br> アンでの修行をしているようで、きわめて苦痛である。実際「  <br> 修行するぞ、修行するぞ、修行するぞ．．．」とブツブツつぶ  <br> やいてから、読んでいる。  <br>  <br> それで「この作品を読むのをやめてもいいか？」とストラウス  <br> 先生に聞いたところ、あえなく却下された。  <br>  <br> 「君はまだこの作品のＬＳＤ的魅力がわかっていない。ひたす  <br> らこの作品を読み続ければ、君の魂はポアされるよ。」  <br>  <br> ・・・先生、だからカルト教団ネタはやめましょうよ（泣。 <br><br></dd>
<dt>46 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 23:52</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 昨日は寒いオチで会話が終わってしまって、「2ND RING」について  <br> 議論ができなかったので、今日に持ち越しになってしまった。スト  <br> ラウス先生によれば、「2ND RING」のリーディングは実験の一環で <br> あり、ウェルバーグ財団に提出する報告書に記載する義務があるの <br> だそうだ。この義務を遵守しないと、ひそかにあぼーんされるらし <br> い・・・。という訳でしょうがないので読解を続けることにした。  <br>  <br> 「第二部のポイントは次の三点でしょうね。一つは「綾波育成計画」 <br> でもはや  <br>  <br> &gt;Ph200以上＆隠しパラメーターのParam12(おそらく好感度)75以上  <br>  <br> をはるかに越してしまっており、結婚エンドへの道は順調であること、 <br> 第二にシンジに対するアスカの好感度が高くなりつつあります。ええ、 <br> ギャルゲで言えば、いまが絶好のセーブポイントです。第三にシンジの <br> スーパーぶりは家事にまで発揮されており、リツコまで  <br>  <br> &gt;ミサト、あなた、毎日こんな料理を、味音痴の癖に、こんな料理、  <br> &gt;私が食べるとしたら、いったい幾ら払うと思っているの  <br>  <br> と、読者をとことんｼﾗｹさせる考えを抱かせています。ええ、このシンジ <br> は典型的なスーパー．ﾈﾙﾌﾉｵｳｼﾞｻﾏ・シンジです。でも、なんか人間的には <br> 毒がなさすぎて、ﾂﾏﾗﾈｰﾖって思ってしまいますが。」  <br>  <br> 以上のように報告すると、ストラウス先生はうーんとうなって、  <br>  <br> 「それは、やっぱり君が２ちゃんねら化しつつあるからだよ」と答えた。  <br>  <br> 「ｵﾏｴﾓﾅｰ」と思わずﾂｯｺﾐを入れてしまった僕、逝ってﾖｼ！ <br><br></dd>
<dt>47 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/27(月) 23:55</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> アリスとはじめての喧嘩をした。これは僕が悪い。「時が、走り出す」  <br> の第十一話と十二話を読んで、その展開がニュース２３の幸福論で紹介  <br> された某ギャルゲを思い出させるので、「やっぱりこの作品にも、途中  <br> まで読んであまりの痛さに読了できないまま、「僕がレイたんを守るん <br> だぁ！」と現実と仮想空間の区別がつかなくなるような三十代青年がい <br> るんだろうか？」という疑問をアリスにぶつけたいと思い、厨房障害セ <br> ンターに行ったのがまずかった。対決スレで「ＬＡＳはみんな基地外だ <br> よね！！！」という名無しさんに「キティguyはｵﾒｰだよ」という正論を <br> レスしたのを、アリスに見られてしまったからだ。  <br>  <br> 「ごめん、下でまっていたんだけど。気にさわった？」  <br> 「．．．何も、何でもないわ！！」  <br> 「怒ってるじゃん。はっきり言ってよ。」  <br> 「そう、聞きたいの？あなたは変わったわ。私が言っているのは批評能  <br> 力のことじゃないわ。ＦＦや作者やそのファンに対する態度よ。昔のあ  <br> なたは「2nd RING」だって楽しんでいたわ。毎週の更新をあれほど楽し  <br> みにしていたじゃない。でも、今のあなたは変な理屈をこねてＦＦをせ  <br> せら笑い、厨房を鼻で笑ってネタにしているじゃない！！」  <br> 「それは２ちゃんねらとして当然のことだと思うんだけど．．．」  <br> 「そんなことはないわ！！たとえ２ちゃんねらでも、批評にはＦＦへの <br> 愛が大切なのよ！作者を敬愛し、作品を愛する。その姿勢がないとダメ <br> なのよ！！」  <br>  <br> うう、僕はアリスと楽しく評論をしたいのに．．．。この女、真性鍵っ <br> 子なみにUzeeee。．．．やべ、本格的に２ちゃんねら化し始めた。 <br><br></dd>
<dt>48 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 00:00</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 「2nd RING」の第三十八話から第四十話まで読んだ。オリジナルでは  <br> 第拾壱話に相当する。そう、つまりは、最近都内で急増中で、発情期  <br> になってマト汁で道路に穴を開けるあの野マトの退治である。ところ  <br> でマト退治といえば石原都知事であるが、「マト鍋にして食ってしま  <br> うぞ、ｺﾞﾙｧ！」と発言して、日本マト保護の会なる新左翼くずれの市  <br> 民団体とドロ沼の荒らし合戦に発展したのが記憶に新しい。  <br>  <br> 見所は・・・、これと言ってない。あえて言えば、スーパー・シンジ <br> とスーパー・レイたんによるスーパー・エア・ホッケーとスーパー・ <br> レイたんのスーパー「絶対方角感覚」による「ぼくらスーパー怪しい <br> ネルフ探検隊」である。しかし、自分でも思うのだが、なんでもスー <br> パーをつければいいという訳ではない。スーパー語彙不足をスーパー <br> に晒しageﾄﾞｷｭｿという感じがスーパーするからだ。  <br>  <br> そういった感想をストラウス先生に述べた後、最近強く感じ始めた疑  <br> 問を彼に尋ねてみた。  <br>  <br> 「先生、どうして「2nd RING」に関する僕の感想を財団に報告しなけ  <br> ればならないことになったのですか？ 」  <br> 「ん、どうして聞くの？」  <br> 「いや、「2nd RING」ファンからの反論があちこちで見かけられます  <br> し。それに、そもそも完結していない作品で、スーパー･ｲｲｺﾌﾞｯﾁｬｯﾃｻ､  <br> ｺﾉｫ(ﾋﾛｶﾜﾀｲｲﾁﾛｳ)・シンジによる「綾波育成計画」でしかないように  <br> 思える作品ですし。他にもっといいＬＲＳがあると思いますし。」  <br> 「まぁ一言でいえば、あれだな、ﾂｯｺﾐどころが満載というのが一番の  <br> ポイントだけど。あと、ＬＲＳ系逆行ものとしては比較的うまくまと  <br> まっており、典型的な作品として扱いやすい。逆行ものとしてはけっ  <br> して悪い作品じゃないしね。逆行というジャンルがそもそもﾅｴﾅｴって  <br> ところは別にして。」  <br> 「つまりは、叩きやすいってことですか？」  <br> 「評論として論じやすいといって欲しいな(ﾆﾔｰﾘ)。そもそも価値レス  <br> ザンゼロ作品なら無視するよ。厨房の核爆発的妄想につきあっている  <br> 暇はないからな。その作品について述べるということはそれ自体評価  <br> のあらわれさ。批判されることを嫌って、そのことを理解していない  <br> 人も多いけどね。」  <br>  <br> そう述べてから、先生はまたﾆﾔｰﾘと笑って「褒められるのはかまわな  <br> いけど、批判されるのが嫌だという厨房的作者には、褒め殺しという  <br> 手もあるから、評論というのはおもしろいよねぇ、ﾋﾋﾋﾋ」と続けた。  <br>  <br> ．．．先生、根性悪すぎ。それだから、いまだに「彼女という生き物  <br> は本当に地球上に生息するのか？」スレの「クリスマスに童貞のまま  <br> 死んだら、パトラッシュが迎えにくるよ」という噂に真剣に悩まない <br> といけない状況に陥るのです(ﾋﾟｭｱ。  <br><br></dd>
<dt>49 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 00:15</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 「いやあ、良かったじゃないですか。！！！！数々の試練を <br> 乗り越えての大団円。シンジ君とアスカさんが、何故互いに <br> 拘るかという問題意識を研ぎ澄ました末での、この結末です <br> からね！！！！例えあなたが『おあずけマンガ』的展開と難 <br> じても、私は断固支持しますよ！！！！」  <br>  <br> 何時もにも増して、ハイテンションなバートは『二人の補完』 <br> の再読を終えて、感激に堪えないといった様子。一方のアルジ <br> ャーノンは、柔らかな髭を細かに振動させている。  <br>  <br> 「んー、むしろそれを楽しんでるよ。僕が面白いと思ったのは、 <br> ＥＯＥを補完（批判？）する為に、過去のヲタク文化というか、 <br> アニメやマンガの傾向を総動員しているところなんだ。恋愛に <br> 関する描写意外にもね。  <br>  <br> 例えば、『二人の補完』の作中で、アスカさんは、母性的なサ <br> エコさんと接して、さらに妊娠して母になることで、『成長』 <br> するように描かれている。  <br>  <br> しかし、エヴァンゲリオンというアニメ自体は、エントリープ <br> ラグが子宮を象徴している反面、「良い母親」は全て「死んだ <br> 母親」であり、母性不在の世界観でもある。これは、庵野秀明 <br> の富野由悠季に対する微妙な立場を表している。庵野氏は、『 <br> 逆襲のシャア』が好きで、同人誌まで作ったらしいね。  <br>  <br> 結局、70年代アメリカのSF小説には西海岸の新左翼的な思想の <br> 影響があり、ガンダム等の日本のアニメも、それらと無関係で <br> はない。ニュータイプ＝ニューエイジと考えると、非常に分り <br> 易いわけで。オカルト的といって言葉が悪ければ、ユングの集 <br> 合的無意識論と言い換えても良い。  <br>  <br> つまり、この観点から言えば、LASの終着点は『ある神話』の <br> 『イデオン』的なラストシーンに行き着くわけだ。それを良し <br> としない、けびん氏は、遥かに往生際が悪い。両者を否定しよ <br> うとして、非常に苦しむわけで、その過程の記録としても、『 <br> 二人の補完』は価値があると思うよ。」  <br>  <br> 「なるほど、言いたいことは何となくわかりますが。しかし、 <br> そういった読解をするのなら、『電波少女』辺りも、次の課題 <br> として相応しいと思いますが、どうです？」  <br>  <br> ニーマー教授との先日の話し合いでも、そのタイトルはでてい <br> たのだけれど、日刊アスカ閉鎖で入手できなかったんだ、とや <br> や苦しげなアルジャーノン。  <br>       <br> バートも案外、意地が悪い。このスレでの題名に関するツッコ <br> ミに、自棄酒をあおった今の僕にはアルジャーノンの気持ちも <br> わかる気がする。 <br><br></dd>
<dt>50 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 00:47</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> アリス･キニアン先生から薦められた『もう頬杖はつかない』 <br> を 読んでいきたいと、アルジャーノンがきりだした。  <br>  <br> 「アフターEOEとはいえ、『二人の補完』とは、幾分趣が違い <br> ますね。アスカさんの一人称です。セツナ系とも称されていま <br> すし。私は、もちろん読了済みですよ！！！！ところで、これ <br> もLASなんでしょうか」バートがいった。  <br>  <br> 「広い意味では、そうだと思うな。ざっと見た感じ、視点はア <br> スカさんだけれど、そのことで逆にシンジ君の心理の不可解さ <br> が、テーマの作品になっているような印象だ。  <br>  <br> 『二人の補完』との共通点が、実はあるんだよ。憎しみや苦し <br> みによってでも、相手の心に深い印象を与えたいという屈折し <br> た恋愛形式がそれだ。『もう頬杖はつかない』のほうが、はる <br> かにそのことに対して自覚的だけれど。  <br>  <br> 第1話の構成はその意味で面白い。前半は14歳の紅い海、後半は <br> 同棲後1年たった大学生。嫌悪感も露わに、アスカさんからシン <br> ジ君が突き放される前半と、恋人になっている後半では、即座に <br> は繋がらないように見える。しかしこれは、後の展開を考えると <br> 極めて暗示的だよ。  <br>  <br> これから、少し詳しく見ていこう。バート君が、シンジ君とアス <br> カさんの関係が微妙なこの作品を読んでいたというのはやや意外 <br> だったけれど、助かったよ」  <br>  <br> 「いや、風景描写がセクシーで、好きなんですよ」  <br>  <br> やけにきれいにまとめたバート君であった。 <br><br></dd>
<dt>51 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 01:05</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> ようやく結婚エンドにたどり着いたストラウス先生が暇そうに  <br> している。ふわっ、と眠そうにあくびを一つして、「今日はち  <br> ょっとエヴァＦＦ界を脱構築して遊んでみようか？」と言った。  <br>  <br> 「おや、ストラウス先生がポストモダニズムに興味があるとは  <br> 思いませんでしたよ。」  <br> 「ああ、それぐらいはさすがに読むよ。最近、流行りだしね。  <br> まず現状を鑑みた場合、ＬＡＳがエヴァＦＦ界において主流派  <br> であることは疑いないだろうな。「ＬＡＳでなければ、読んで  <br> もらえない」という不平はよく聞くよ。その意味ではＬＲＳは  <br> 周辺に置かれている、と言っていいだろうな。そういう形而上  <br> 学的レベルにおいてＬＡＳ／ＬＲＳという二項対立が存在して <br> おり、ＬＲＳは常にＬＡＳの支配のもとに置かれることになる。」  <br>  <br> 「つまりＬＡＳは体制であるのに対し、ＬＲＳはその周辺であ <br> り、ＦＦから追放されたものだと？しかし、もともと綾波はエ <br> ヴァを象徴する存在であり、彼女抜きではエヴァはエヴァでな <br> くなるという意味で、エヴァＦＦにおいて内在する存在である。 <br> したがって、ＬＡＳによって追放されたＬＲＳをエヴァＦＦに <br> おいて回復するのは正義であると？」  <br>  <br> そう言うとストラウス先生はニヤーリと笑った。  <br>  <br> 「ああ、その意味ではＬＲＳ的厨房はポストモダニストと言え  <br> るだろうな。「正義は脱構築不可能であるが故に、脱構築は正  <br> 義だ」とデリタものたまわっているし。ただ他方で、「ポスト  <br> モダニズムの原点は徹底的な政治的敗北である」というイーグ  <br> ルトンの主張を鑑みれば、２ちゃんに常駐して荒らしをしまく  <br> るＬＲＳ的厨房は最初から「負け犬」であると言いきってかま  <br> わないだろう。実際、芸も何もないコピペしかできない連中だ <br> しな（藁藁。」  <br>  <br> 「なるほど、それではＬＡＳ的厨房は？」  <br> 「ああ、彼らね。彼らはまるでカール・シュミットみたいなも  <br> のだ。「政治的なるものとは敵と味方の区別である」とする敵  <br> ／味方理論を振り回しているだけさ。「敵を見つけて懺滅せよ」  <br> はナチスが好きな標語だったが、それを地でやっているのがＬ <br> ＡＳ的厨房さ。」  <br>  <br> 「確かに、内部において敵を見つけて懺滅する空虚なプロセス  <br> の連続こそが、全体主義の核心であるとアーレントも述べてい  <br> ますしね。実際、ＬＡＳ的厨房の荒らしとは、それ自体を目的  <br> とした内容がまったくない空虚な言動的運動であると言えます  <br> ね。しかし、こうやって考えるとＬＲＳ的厨房もＬＡＳ的厨房  <br> もその政治的立場の相違に関わらず、空虚なコピペをひたすら  <br> 繰り返すという芸のなさにおいて一致するとはどういうことで  <br> しょうか？」  <br>  <br> 「簡単さ、極左と極右はまわりまわって一致するとは「パイナ  <br> ップル・アーミー」以来の伝統さ。だから、両立場とも隔離ス  <br> レで強制労働に従事させることにマンセー！」  <br>  <br> ．．．先生、それでは先生こそが最悪な厨房ということになる  <br> んですけど。スターリニズム的ストラウス先生、逝ってヨシ！  <br><br></dd>
<dt>52 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 01:44</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 今日はアリスが僕の部屋にやって来た。厨房センターでの喧嘩 <br> のあと、僕が帰ってしまったのを気にしてのことらしい。「あ <br> の後どうしたの？」と聞く彼女に僕は沈黙を守らざるをえなか  <br> った。  <br>  <br> 言えるわけがない。あの後、僕がセントラルパークに行って、 <br> そこにあった植木鉢に植えられた女性の生首に欲情したことな <br> ど・・・。アリスとはうまく性的関係を結べない僕だがエビア <br> ンというミネラルウォーターのような名前の自称「愛の女神」 <br> である生首とはうまくいきそうな気がした。でも、結局ダメだ <br> った。  <br>  <br> 僕は語学の天才という設定なので、相手の韓国語など気にはし <br> ないが、しかしそれでも「浮気をしたら、地球が滅びる」など <br> と言われるとさすがに退く。さらには相手が生首であることを <br> 考えると、口でしてもらうしかないのだが、僕がムスコを取り <br> 出すと騒ぎだして、あげくの果てにお巡りさんを呼ぶ始末だ。 <br> 結局僕はなんとかセントラルパークを逃げ出して、部屋で膝を <br> 抱えてガタガタ震えざるをえなかった。  <br>  <br> ・・・そんなことをアリスに話せるわけがない。それで黙って <br> いると、アリスから切り出した。  <br>  <br> 「「時が、走り出す」は読んだ？」  <br> 「・・・うん、最大の盛り上がり箇所だから、予定を変更して <br> 一気に読んだよ。元ネタは「レナードの朝」だろうけど。」  <br> 「前に考察した点については？」  <br> 「・・・基本的には正しいと思うよ。この作品はＬＲＳではな <br> く、ＬＡＳだと思う。最終話でシンジとアスカは家庭を築いて <br> ゲンドウとレイのお墓にお参りに来てるしね。ただ、シンジの <br> 感情の回復とアスカとシンジの恋愛についてはこの作品では書 <br> ききれなかった。だからこそ、作者はいまだに完結しないＬＡ <br> Ｓの続編を書いているのだろうと思う。その意味では「ここか <br> ら始まる僕と彼女の物語」は第十五話と最終話のミッシングリ <br> ングを結ぶ作品、言い換えれば「ここから始まる・・・」は「 <br> 時が・・・」に内在された作品だと思う。その意味では「ここ <br> から始まる・・・」が完結しない限り、「時が・・・」は最終 <br> 的に完結しえない。」  <br>  <br> ちょっと考えてから「そうね、そうかもしれないわね。」と彼 <br> 女は言った。 <br><br></dd>
<dt>53 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 01:44</dt><br><dd> 僕は続ける。「この作品も引っくるめて思ったのは、案外イタ <br> モノというのは「逝く者、残される者」という機軸があるのか <br> もしれない。「桜の咲くころに」も「空のしたで」も「秋日和」  <br> も、そして「時が、走り出す」も残された人たちの気持ちを丁 <br> 寧に描いていると思う。逝く人たちがどのような気持ちを残し <br> ていくか、残る人たちがどのように受け止めるかという点をど <br> れだけ丁寧に描けるかというのがポイントだ。厳密に言えば、 <br> 「空のしたで」は一人残された綾波の気持ちをケンスケが第三 <br> 者のフィルダーで覗くという話だし、「秋日和」は残されたシ <br> ンジがゲンドウをどのように解釈していくのかという話だから、 <br> それぞれ変形だけども。ただ残されたもの達が「逝ってしまっ <br> た人たち」をどのように受け止めるかという点ではやはりこの <br> 機軸のなかに納まる。」  <br> 「・・・」  <br> 「これは単純な結論かもしれないけど、むしろ物語の原点とも <br> いうべき大切な点だ。この点が読者の心を揺さぶるのに有効な <br> のは「加奈っ子」なる狂信者を生み出したギャルゲ「加奈」だ <br> けでなく、幼女誘拐犯を生み出した「Ｋａｎｏｎ」や「ＡＩＲ」 <br> といったKeyの作品で証明済みだよもん。これらが泣きゲーと <br> して評価されるのは故なしじゃない。」  <br>  <br> 彼女は何もいわず僕の話を聞いて、深くうなずくだけだった。 <br> しかし、突然何かを思いだしたようにハッと顔をあげた。  <br>  <br> 「ところで、明日からシカゴの夏コミケが始まることをあなた <br> は知っていた？」  <br> 「いっ、明日なの？ どうしよう、何も用意してないよ。」  <br> 「あなたはゲストだから、大丈夫。たとえ遅刻しても、駅  <br>  から延々と続く長蛇を横目で見て「みんな、朝の３時から  <br> 並んじゃって、大変だねぇ(ﾋﾟｭｱ」と言いながらＶＩＰ待遇 <br> で入れるわ。・・・あたしは行くのはやめるけど・・・、 <br> 販売は友人に頼むわ。」  <br> 「どうして？いっしょにシカゴに行こうよ。」 <br> 「ちょっと離れたほうがいいかもしれない、私たち・・・」 <br>  <br> ・・・これだから女っちゅうのはワケワカラン。しかし、そ <br> れもまた自分の恋愛価値が「成田離婚級」だからかもしれな <br> い。ふっ、宇津打氏脳。 <br><br></dd>
<dt>54 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 02:16</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 「フェイスマークを使用したFFを、今度読んでみたいんだ。  <br> 何かいいものは無いかな？」アルジャーノンが、ふいに尋ね <br> た。菱形の瞳の動きからは、表情が読み取れない。  <br>  <br> 「えっ、ええ、紹介できますよ。！！！！でも、どういった <br> 心境の変化ですか？FFにおけるフェイスマークの使用は、一 <br> 般には、余り良しとされない傾向があります。」バートがい <br> った。  <br>  <br> 「一言で言えば、更新ペースや生産量の多さがそれ自体で、 <br> 欲望の特徴を表しているのではないかと思ったからさ。内容 <br> に関わらず、長時間その世界に滞在するというね。  <br>  <br> 永遠、がポイントなんだ。  <br>  <br> チャーリー君が、ギャルゲーを、FFの比較にあげていたね。  <br> 八百比丘尼が突然に登場する、Airは、僕もプレイしたよ。途 <br> 中で舞台が、平安時代にぶっ飛ぶから、少し驚いたけれど。  <br> ループというか、繰り返しの世界に閉じ込められる世界観を <br> 考えれば、納得したよ。  <br>  <br> もう一つ。  <br> 叩きと賞賛は、僕にとって等価値なんだ。  <br>  <br> 『もう頬杖はつかない』の紅茶の描写にしてもそうだ。初め <br> て読んだときには、「作者の方は紅茶にお詳しいんだな」と、  <br> 感心して読んでいた。それがいつしか、ハーブティーやマイ <br> センの扱いに疑問を持つようになった。今では、『紅茶王子』、 <br> さらに『なみへい物語』といったふうに、連想がうかぶ。面 <br> 白いけどね。  <br>  <br> ２ちゃんねらになったことで、得た物と失ったものがあると <br> いうことさ。」  <br>  <br> 『紅茶王子』が、少女漫画のタイトルだということくらいは、  <br> 僕も知っている。『なみへい物語』というのはなんだろう？  <br><br></dd>
<dt>55 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 04:45</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 今、僕らはシカゴ行きの飛行機に搭乗している。もちろん、みんなで  <br> シカゴの夏コミケに出席するためだ。アリスは自分で作ったカオルＸ  <br> ゲンドウ本を搬入するために、車で現地に向かっている。おそらく今  <br> ごろは現地に到着しているだろう。  <br>  <br> 機内は通路を挟んで向かって左側に三席、右側に二席という配置にな  <br> っている。右側二席にはゲンドウ・コスプレのニーマ教授とマコト・  <br> コスプレのバートが座り、左側三席には、アルジャーノン、僕、スト  <br> ラウス先生が座っている。左隣のアルジャーノンはフェイスマークＦ  <br> Ｆの「マヤちゃん、ふぁいとぉ！」を読んでいる。後日に感想を聞か  <br> せてもらおう。右隣ではレイたんコスプレとして第一中学校の制服を  <br> 着たストラウス先生が、いびきをかきながら寝ている。見ていたらと  <br> きどき呼吸が止まっている。こいつ、無酸素呼吸症候群か？  <br>  <br> 窓の外をぼんやり眺めていると、チャーリーが見えた。年齢はわから  <br> ない。５歳ぐらいだろうか？  <br>  <br> ###  <br>  <br> 「どこいくの、おとうたん？」  <br> チャーリーの父親であるマット・ゴートンは、息子の質問にどのよう  <br> に答えればいいのか分からなかった。かわりに母親であるローズが答  <br> える。  <br> 「おまえを賢くしてくれるお医者さんのところに行くんだよ。」  <br> こうして親子はガリーノ先生のところに行く。ガリーノ先生は太って  <br> はげていた。チャーリーはガリーノ先生と二人診察室に残される。「  <br> おかぁたああん」と叫ぶチャーリーにガリーノ先生は「大丈夫だよ、  <br> これから気持ちいいことをして、賢くなるんだからね、ｲﾋﾋﾋ」と答え  <br> る。  <br><br></dd>
<dt>56 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 04:46</dt><br><dd> 「さぁ、これをお読み！！！」とガリーノ先生が渡したのは、「吸茎  <br> 室（きゅうけいしつ）にて・・」だったりなんかする。チャーリーは  <br> 前編の前半まで読むと、気色悪がって「おかぁぁぁたあああん」と泣  <br> き叫んだ上に、失禁までしている。チャーリーはまた母親に怒られる  <br> のを恐れてさらにはｹﾞｰﾘ状の脱糞をする。もはやチャーリーは完全に  <br> パニック状態に陥っている。  <br>  <br> それを見てさらに興奮したのか、ガリーノ先生は「何も心配すること  <br> なんかないんだよ、おじさんにまかせて。ﾊｱﾊｱﾊｱ」と荒い息をつきな  <br> がら、チャーリーのズボンを引き下げる。そこにローズが診察室に飛  <br> び込んでくるや否や、  <br>  <br> 「なにするんじゃ！！！、このペド野郎！！！」  <br>  <br> と強烈な蹴りをガリーノ先生にまず一発、続けて前かがみになった相  <br> 手の頭を肩に担いで  <br>  <br> 「こんな駄作を読ませやがってぇぇぇ！！！！」  <br>  <br> と、ストーンコールド・スタナーを決める。横で父親が  <br>  <br> 「あー！！！決まったー！！！ スティーブ・オースチンの伝家の宝刀  <br> がいまここに炸裂したあああ！！！どうですか、山本さん？」  <br> 「イイですよ。きいてますね。」  <br>  <br> などと一人実況解説を行なっていた。  <br>  <br> ＃＃＃  <br>  <br> 「申し訳ありません。お客様。まもなく当機はシカゴに到着いたします。  <br> シートベルトをお締めください。」  <br>  <br> 失われた過去から現代へ戻った僕は冷や汗をぬぐった。ちょっと股間が  <br> 冷たい気がしないわけでもないが、気にしないでおこう。  <br><br></dd>
<dt>57 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 04:48</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 混乱は我々がシカゴのチャルマーズ・ホテルに着いた時から  <br> 始まった。間違いで我々の部屋が翌日にならないと空かない  <br> ことが判明したのだ。それまでは隣のインデペンデント・ホ  <br> テルに泊まらないといけない。ゲンドウ・コスプレのニーマ  <br> 教授は「なぜだ！」とわめいている。どうせなら「ふっ、問  <br> 題ない」でも言っておきゃいいのに。  <br>  <br> 隣のインデペンデト・ホテルでは、夏コミケに参加するオタ  <br> クたちが前夜祭を開いていた。エヴァＦＦ関係者だけでなく  <br> ありとあらゆるジャンルのオタクたちの集団。ＡＩＲを求め  <br> て、初めて深夜の秋葉原に並びに行ったとき「こいつらと一  <br> 緒にしないでくれええええ！！！」と心の底から思ったこと  <br> を思いだした。  <br>  <br> パーティーではニーマー教授がアスカ・コスプレのお姉ちゃ  <br> んにこの実験について熱く語っていた。恐妻家として知られ  <br> る彼だから、せめてコミケでおいしい思いをしようというこ  <br> となのだろう。お姉ちゃんの目がちょっと逝ってしまってい  <br> るところが気にかかる点だが、あえて気にしないでおこう。  <br><br></dd>
<dt>58 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 04:48</dt><br><dd> 彼の熱弁はこんな感じである。厨房を２ちゃんねら的エヴァ  <br> ＦＦ評論家にする偉大な実験。これが成功すれば、隔離スレ  <br> が不用になるのはもちろんのこと、ＬＲＳ厨の脱構築的荒ら  <br> しやＬＡＳ厨の全体主義的荒らしにも晒されることもない。  <br> みんな仲よく２ちゃんねらとしてﾏﾀｰﾘするのだ。ある意味、  <br> 究極的な「エヴァ板２ちゃんねら補完計画」と言っても過言  <br> ではあるまい。うんぬんかんぬん。  <br>  <br> ニーマ教授のナンパに難癖をつけるのも何だが、あえて介入  <br> した。  <br>  <br> 「ちょっと待ってください、ニーマ教授。この分野でのラハ  <br> ジャマティの著作はどうなんですか？」  <br> 「誰？」  <br> 「ラハジャマティ。彼の論文は「真・ＬＡＳ革命」に関する  <br> 玉田の理論を批判しています。「真・ＬＡＳ革命」すなわち、  <br> ２ちゃんねるにおけるＥＯＥの正当な受容により、ＬＡＳに  <br> よる究極的な諸派の統一を目指したものです。その結果、２  <br> ちゃんねるは荒らしの存在しないﾏﾀｰﾘとした掲示板になると  <br> いうものですが、これに対してラハジャマティは「そんなの、  <br> ２ちゃんじゃﾈｰﾖ!!!」と反論しています。同じことが「エヴ  <br> ァ板２ちゃんねら補完計画」にも当てはまるのではないでし  <br> ょうか？」  <br> 「それはもう翻訳されたのかね？」  <br> 「いいえ。僕もつい２、３日前にThe Hindu Journal of Eva  <br> ngelion Fan Fictionsで読みました。」  <br> 「なら、心配することないよ。我々の結果がすべてを物語る。」  <br> 「しかし、玉田の理論がいかに危険であるかは！」  <br> 「もういいいよ、チャーリー」  <br>  <br> こうして彼は僕を完全に無視してアスカ・コスプレのお姉ち  <br> ゃんといちゃついて、そのままフェードアウトした。  <br> くそっ、告発板で奥さんにいいつけてやるっちゃ！  <br><br></dd>
<dt>59 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 04:49</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 昨晩はちょっと興奮して日記に書けなかったことがあるので、  <br> 今日はその続きを記しておく。ニーマ教授がアスカ・コスプレ  <br> 姉ちゃん（逝っちゃった系）のナンパに成功したのを見送った  <br> 後、僕はストラウス先生を外に連れ出した。ストラウス先生は  <br> なぜか興奮している。  <br>  <br> 「いやー、すごい作品にあっちゃったよ。やっぱりたまにはコ  <br> ミケに出て来るもんだね。」  <br> 「いや、それにしても教授は僕の実験のことをこのコミケで報  <br> 告するの？ラハジャマティの論文も読んでないのに？早急過ぎ  <br> て、やばすぎるよ。」  <br> 「まぁ、彼は君の意見にコメントできないだけさ。ヒンドゥ語  <br> は彼読めないし。それよりも、これだよ、これ。」  <br>  <br> そう言って、彼が渡すのは「新世紀エヴァンゲリオン『想い遙  <br> かに・・・』 」だった。  <br><br></dd>
<dt>60 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 04:50</dt><br><dd> 「何ですか？、これ。」  <br> 「某批評スレで最近話題になっている作品だよ。161が言ってい  <br> たやつさ。さっき、会場でミンキーモモの格好をしたイタすぎ  <br> の４０代男性が作者のサイン本を手に入れたと自慢していたか  <br> ら、取り上げてきたんだ。」  <br>  <br> とりあえず、作品を手に取ってみる。本編再構築もので、現在、  <br> 三部構成、計六十六話。しかもまだ、第拾弐話『奇跡の柏』該当  <br> 箇所。  <br> 「・・・ﾅｹﾞｰﾖ。却下。」  <br> 「ええ、何で、何で！！！ おもしろい作品なのに。」  <br>  <br> 僕は先生をマジマジと見た。どういう意味で「おもしろい」と言  <br> っているんだろう、この人。しかし、目がキラキラしてんぞ、こ  <br> いつ。とりあえず、第一話を読んでみる。なになに。  <br><br></dd>
<dt>61 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 04:50</dt><br><dd> &gt;非常灯しかついていなかった駅に比べ、太陽の下に出てきた少年は正に、  <br> &gt;神々しいまでの美しさを放っていた。  <br>  <br> &gt;まず、目を引くのが少年の頭髪だろう。  <br> &gt;---銀色。  <br> &gt;美しく光を反射する神秘的な銀色の髪。  <br> &gt;それは少女のように長い前髪とサイド部分以外、後ろの髪は短く切ってあった。  <br> &gt;なかなかに独創的な髪型ではあるが、少年の端正な顔立ちが全く違和感を与えず、  <br> &gt;それどころか、長い前髪とサイドが中性的な顔立ちをより少女らしく際立たせていた。  <br>  <br> &gt;見るもの全てを惹きつけて止まない、神秘的で端麗な美貌。  <br> &gt;あまりにも綺麗に整った顔立ち。  <br>  <br> &gt;そして、その美しい顔をさらに印象付ける紫に輝く両目。  <br> &gt;人の遺伝子学上ありえない瞳だが、それが当然のように紫光に光り輝く。  <br><br></dd>
<dt>62 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 04:51</dt><br><dd> &gt;さらに雪のように白い肌。  <br> &gt;この日差しの中、汗一つ掻いていない少年は黒い衣服を纏っていた。  <br> &gt;衣服に覆われていない極僅かな部分。  <br> &gt;顔と首筋、両手だけだが、その肌は本当に純白といって言いぐらい真っ白だった。  <br>  <br> &gt;まさに美の女神に愛されたような少年。  <br> &gt;神々の祝福と恩恵を一身に受けた容姿をしている。  <br>  <br> 誰、こいつ？ とりあえず読み進める。  <br>  <br> &gt;神話や伝説に登場する神が実在するのならば、それはまさに、この少年・・・  <br> &gt;シンジであろうと思わせるほどに・・・  <br>  <br> なに！！！ シンジなのか、こいつが！！！  <br>  <br> あまりの寒さに茫然とする僕がそのまま放置されていたことに  <br> 気がついたのは午前３時過ぎだった。  <br>  <br> PS いくら夏でも場所はシカゴだ。トラ皮のビキニだと風邪を  <br> ひくのを知ったのは、いい勉強だった。  <br><br></dd>
<dt>63 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 04:52</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> とりあえず、部屋に戻った僕は『想い遙かに・・・』の処分に  <br> 困っていた。この手の類いはエロ本の処分よりも遥かに困るの  <br> だ。誰かに見つかっても、エロ本やエロビデオなら「いやー、  <br> 僕もいい年だしぃ（はーと）！」などとほざけるが、この手の  <br> 類いはそれが通用しないからだ。  <br>  <br> しかし、どんなにつまらないと分かってても、また雑木林に投  <br> げ捨てることが前提であっても、とりあえず速読ないしは早送  <br> りチェックをするのが悲しい男の性とも言えよう。とりあえず  <br> 驚異の速読法（１話につき１分）で適当にチェックしてみた。  <br>  <br> それで、とりあえず理解できたストーリー。  <br>  <br> ある日、ゲンドウに呼ばれた碇シンジ（仮名）は、片手で車を  <br> ひっくり返し、日本刀を振り回すおそるべしキティGuyだった。  <br> 当初、ゲンドウに反発し、エヴァに乗ることを拒否する彼だが、  <br> 彼のトラウマを刺激する（なぜか設定上エメラルドの瞳を持つ）  <br> レイたんに一目ぼれ。なんなくゲンドウの策にひっかかる。（  <br> 中略）。レイたんとラブラブになったシンジ（仮名）であるが、  <br> おそるべき強敵、悪の科学者、時田シロウ（別名、プロフェッ  <br> サー・ギル）と再会する。実はシンジ（仮名）は「ワーム・ウ  <br> ッド」（通名、ショッカー）に改造された悲しき人造人間Ω（  <br> ｵﾒｶﾞ）-ＺＥＲＯだったのだ！！！。  <br>  <br> 「ホーム」と呼ばれる改造施設から高原サキという少女と脱走、  <br> 名前からしてすでにイタすぎる「昇天１２宮士」と老師マーリ  <br> ン（熊本県立盲学校高等部卒業と推定）といった変人たちとの  <br> 出会いを経た後に、サキを殺されたΩ（ｵﾒｶﾞ）-ＺＥＲＯは悪  <br> の組織ゲル・ショッカーに復讐すべく、快傑ズバットとして今  <br> 日もエヴァに搭乗するのだった！！！！  <br>  <br> ．．．ん？、ちょっと違うが、まぁいいや。  <br><br></dd>
<dt>64 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 04:54</dt><br><dd> 隣のニーマ教授の部屋から「おおお、かもん！！！ あいむかみんぐ！！！」  <br> という叫び声がうるさく、眠れない。仕方がなく、なぜ『想い遙かに・・・』  <br> があんなにイタイのか考えてみた。それで一応でた結論を報告書に記すことに  <br> した。  <br>  <br> ###  <br>  <br> ＦＦというのは、パロディとオリジナリティという二つの要素がかみ合わな  <br> いといけない。これは(a)原作との同一性（パロディ）の問題と(b)作者の妄  <br> 想度（オリジナリティ）の問題とに分けられるので、以下考察する。  <br>  <br> (a)原作との同一性の問題  <br>  <br> ＦＦの基本的な要請は原作に準拠したパロディとしての妄想の再構築である。  <br> 読者がある妄想をパロディと認識するためには、ある一定のお約束が必要な  <br> ことは言うまでもない。原作の作品設定の引用、ストーリーの拝借など。そ  <br> の中でも重要なものが作中人物の同一性の問題である。いわゆる昨今のＦＦ  <br> の癌ともいうべきスーパー・シンジ問題は、読者の側で作中人物の同一性が  <br> 把握できないために発生するものである。「こんなのシンジじゃねぇ！！」  <br> という読者の側の苛立ちは、原作のシンジとの同一性を欠いたキャラに対す  <br> るエヴァＦＦを読むつもりであった読者のフラストレーションと言っても過  <br> 言ではあるまい。  <br>  <br> あの作品では、シンジなるキャラクターはすでに名前だけとなっているのは  <br> 明らかである。それ以外にはなんの同一性も存在しない。銀色の髪と「神々  <br> の祝福と恩恵を一身に受けた容姿」を有する日本刀を振り回すキティguy、  <br> 「ダークエンジェル」ことΩ（ｵﾒｶﾞ）-ＺＥＲＯと、「新世紀エヴァンゲリ  <br> オン」の主人公である碇シンジとの同一性は微塵もない。作者がエヴァＦＦ  <br> であると主張する当該作品はまずこの点で挫折する。さらには、自らの妄想  <br> ストーリーをエヴァのストーリーに重ね合わせるという無謀な試みがさらに  <br> 原作との同一性を阻害する。言い方を替えれば、『想い遙かに・・・』がエ  <br> ヴァＦＦであるところの条件はまったく成立していないことになる。これは  <br> 作者の頭がよほど厨房なのか（パロディたるものを理解しないことが悪いの  <br> ではない。自分のしようとすることを理解できないのが厨房の厨房たる所以  <br> である）、理解しているにも関わらずあえてエヴァＦＦに無理矢理仕立てあ  <br> げようとしたのかのどちらかであろう。前者であれば、それだけで嘲笑に値  <br> するのは避けがたい。後者であれば、エヴァＦＦとして強弁する精神こそが  <br> 嘲笑の的の一つ（すべてではない）になるのである。  <br><br></dd>
<dt>65 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 04:56</dt><br><dd> (b)作者の妄想度（オリジナリティ）  <br>  <br> それでは、『想い遙かに・・・』を作者のオリジナル作品と考えてみた場合、  <br> どうであろうか？ 見るべきものがないとは言えない。敵である「ワーム・ウ  <br> ッド」に対するΩ（ｵﾒｶﾞ）-ＺＥＲＯの敵意と執念はきわめてしつこく、それ  <br> だけで作者が（病的とは言わないまでも）きわめて強い粘着質であることを  <br> 十分に窺わせる。ストーリーとしてももう少し洗練されることをきわめて強  <br> く望むが、それでも（あえて）目をつぶることはできる。  <br>  <br> ただ、他方でエヴァＦＦファンというある意味、一般人から見てイタイ存在  <br> ですらついていけない妄想を反映した仰々しい文章は見逃せない。これがき  <br> わめてイタく、２ちゃんねらの格好の的となる。言い方を替えれば、中島梓  <br> の小説道場で悪例として彼女のお笑いのネタで十分に通用することは疑いを  <br> 得ない。  <br>  <br> この問題を単なる創作技術の問題と見るのはその本質を見失いかねない。な  <br> ぜなら、それは単なる表現の問題でなく、「星天１２宮士」やら「漆黒の狂  <br> 天使」といった表現を平気で使用できる作者の精神（頭脳と言い換えてもよ  <br> い）こそが問題だからである。おそらく作者の頭脳には、妄想がまさしく「  <br> 漆黒の翼」を広げているのであろう。  <br>  <br> こうして、２ちゃんで嘲笑される理由の一つは、作者の頭脳で広げられた「  <br> 漆黒の翼」たる妄想が、大時代的かつ脱世俗的かつきわめて誤解に満ちたロ  <br> マン主義に基づいているということが明かとされる。その意味では、残念な  <br> がらオリジナル作品という観点からも評価できないことになる。おそらく『  <br> 想い遙かに・・・』というこの作品を高く評価できるのは、イタイイタイ病  <br> 的ロマン主義に基づく者たちだけであろう、という実も蓋もない結果になる  <br> ものと思われる。  <br>  <br> ###  <br>  <br> おそらく「イタすぎモノ」から得られる考察はこれだけにとどまらないだろう  <br> なぁ。なにせ、「イタすぎモノ」はエヴァＦＦの極限事例だもんな。「極限こ  <br> そが物事の本質を明らかにする」とはナチス御用達だったシュミットが言った  <br> ことだが、あのオッサンもたまにはいいことを言う。  <br>  <br> ．．．しかし、まだ隣から「おおお！！！ あいむ、あいむ、かみんぐ！！！  <br> おおお、ぐれえいと！！！」ちゅう声が聞こえるぞ。ニーマ教授も若いなぁち  <br> ゅうか、ｵﾒｰは「みんな、あげちゃう」のメガネ君？  <br><br></dd>
<dt>66 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 05:09</dt><br><dd> 〇月×日  <br>  <br> 昨夜のパーティーで撮ったと思われる、1枚の写真を、 <br> バートから見せられた。 すっごくカワイイですよとい <br> うので期待したら、 なんのことはない、アルジャーノ <br> ンの写真だった。 しかし、ピンクの怪獣の着ぐるみを <br> 着ている。  <br>  <br> ……  <br> 「がおー、がおー」  <br> アルジャーノンは、ご丁寧に鳴きマネまで、していたら <br> しい。  <br>  <br> 「『マヤちゃん、ふぁいとぉ！』、のコスプレですね！！！！  <br> フェイスマーク小説ですが、気に入って頂けたようで！！！！  <br> (･∀･)ｲｲ!! 」  <br> バートは、カクテルを渡しながら話しかけたという。  <br>  <br> 「うん。ここのところ、少し批評に疲れていてね。  <br> なんだか、迷路でレースをさせられて、袋小路に迷い込 <br> んだ気分だったんだ。 そんなときに、人工衛星からピ <br> ンクの光を受信して…… そう、『ヴァリス』（P.K.デ <br> ィック）＝ピンクの怪獣＝マヤ 。補完計画の真実は、 <br> 意外な場所にあった。僕は癒されたよ」  <br>  <br> 「？？？？？？？？？？？？？？？」  <br>  <br> 戸惑うバートをよそに、アルジャーノンは続けた。  <br> 「それにね、これはとっても悲しいお話でもあるんだ。 <br>  バート君、この会場を見渡してみたまえ。 こういった <br> イベントでは、ピンクハウスの服を着た女性が、何人か <br> いるだろう？ コスプレライクなデザインだからね。  <br> しかし、値段が高いから、年齢層は高くなりがち。  <br> どんなオンナノコでもカワイクなれるという、コンセプ <br> トで作られた服は、 幸か不幸か、少女でなくなってか <br> ら着られるケースが多い。 時には、ｲﾀﾀﾀとなってしま <br> うことも、あるだろう。  <br>  <br> 僕は、ふざけているわけではないよ。 このポジションこそ、 <br> エヴァンゲリオンで、マヤちゃんがしめている場所なんだ。  <br> 大人の女ではなく、少女でもない。 がんばれマヤちゃん、 <br> ピンクの怪獣コスプレで！！！！ 悲しいなぁ。ｳﾜｰﾝ､ｳﾜｰﾝ」  <br> ……  <br>  <br> アルジャーノンは、何か悪いものでも食べたのだろうか？  <br><br></dd>
<dt>67 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 05:10</dt><br><dd> ○月Ｘ日  <br>  <br> 僕は今ニューヨーク行きの飛行機の機内でこの日記を書いている。  <br> 隣の席ではアルジャーノンが大の字になってぐっすり眠っている。  <br> 今日のドタバタを考えれば、彼が疲れるのは当然のことだろう。  <br> しかし、飛行機の座席で大の字になれるというのはとてもうらや  <br> ましいことだ。今日のことについては長くなるであろうから、数  <br> 回に分けて記すことにする。  <br>  <br> ###  <br>  <br> 午前８時  <br>  <br> 結局一睡もできないまま、朝を迎えた。さすがに朝の６時になる  <br> と隣のニーマ教授の部屋も静かになった。マジでタフだよ、尊敬  <br> に値するな、と思いつつ、シャワーを浴びて朝食をとりに行った。  <br>  <br> レストランではすでにニーマ教授以外、みな揃っている。アルジ  <br> ャーノンはピンクの怪獣コスプレをやめてはいたが、ボケェとし  <br> ており、時折シクシク泣いたりして、バートを慌てさせていた。  <br> 宇津にでも入ったのだろうか？  <br>  <br> 「おはよう、チャーリー。あれは楽しめたかい？」  <br> 「ひどいですよ、先生。あんな電波系を読ませるなんて。先生、  <br> あんなのが名作だと言うんじゃないでしょうね？」  <br> 「ﾋﾋﾋﾋ、まさかまさか。でも、厨房的妄想核爆発的作品であっ  <br> ても、あそこまでいけばＦＦ史に残る迷作と言えるだろうから、  <br> いい経験だろうと思ってね。」  <br> 「．．．昨晩は、先生もなにか読んだんですか？」  <br> 「ああ、177のきつーいリクエストに応えて「楽園を捨てし者」  <br> を読んだよ。」  <br> 「どうでした？」  <br> 「「想い遙かに・・・」を読んだ後では、毒電波が足りない気  <br> がしたが、この作品を理解するのはムー的電波だ。」  <br><br></dd>
<dt>68 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 05:11</dt><br><dd> 「はぁ・・・」  <br> 「この作品の中核は、次の二点のムー的電波と言っていいだろ  <br> う。一つはサードインパクトの後に２８７１３年をかけて、シ  <br> ンジ君がＯパーツなる秘宝のマスターになって、神様になるこ  <br> とだな。ここに作者のムー的万能神志向が見られる。  <br> 「・・・はぁ。」  <br> 「そして神様になった上で逆行するわけだが、４人の女性的精  <br> 霊と閉じられた空間で、かわいい娘たちを育てるというプリメ  <br> 的享楽を楽しんだ後に、精霊たちとのインセスト的恋愛を楽し  <br> む。その後、俗世間にでてからはさらなる女性遍歴を迎えるこ  <br> とが予想される訳だが、特に近親姦を求める「碇家の妄執」な  <br> るめちゃくちゃ分かりやすい伏線がはられている。」  <br>  <br> 朝からまた濃すぎる話を・・・。  <br> 「・・・はぁ。」  <br> 「この点こそが、作者のムー的性衝動だ。」  <br> 「ムー的性衝動？」  <br> 「そう。生身の人間とコンタクトを拒絶し、自ら生み出した女  <br> 性的精霊と交わることで解消される性衝動だ。しかも、４人の  <br> 精霊人はシンジが生み出したものであるから、インセストの香  <br> りまで匂わせている。ここにヘンリー・ターガーと同じ妄想が  <br> 見られる。ファリック・ガールへの性的妄想こそがオタクを理  <br> 解する鍵であるという斎藤環の主張が当てはまる例であるとも  <br> 言えよう。」  <br>  <br> 「・・・はぁ。」  <br> 「もっとも、第一章ですでにエヴァＦＦとの同一性を欠いてい  <br> るという点で、エヴァＦＦとしては評価できないな。電波系オ  <br> リジナル作品としてはおもしろいが。この点、菊池桃子 with  <br> ラ・ムーが「愛はこころの仕事です」で本格的ロックアイドル  <br> として売り出したにもかかわらず、「ぜんぜんロックじゃねｰﾖ、  <br> ｺﾞﾙｧ！！」というツッコミで挫折した電波的野望に似ていなく  <br> もない。」  <br>  <br> 「・・・はぁ。」  <br> 「しかし、今後はこの手の電波系作品のリクエストは控えて欲  <br> しいな。というか、電波系イタすぎ作品はこの２作を越えるも  <br> のでないと取り扱わないということは述べておかなければなら  <br> ない。評判の高い読むべき作品は多いからね。」  <br>  <br> ．．．まぁ、それはそうで確かにあんな作品ばかり読んでいて  <br> は、頭が林屋パー子になってしまうのは否定できない。それに  <br> しても、菊池桃子with ラ・ムーってなんですか？、先生。  <br><br></dd>
<dt>69 名前：<a href="mailto:0"><b>ばろむわん</b></a>：2001/08/28(火) 05:12</dt><br><dd> 午前９時  <br>  <br> コミケに出かける前に、先生から「楽園を捨てし者」を借りて  <br> 目を通した・・・。ムー的電波系というよりも新興宗教的電波  <br> 系だな。きっと作者は、精霊のような絶世の幼女に囲まれた新  <br> 興宗教の教祖さまになりたいのだろう。なんて分かりやすい欲  <br> 望。  <br>  <br> さぁ、コミケに行くか。  <br><br></dd>
<dt>70 名前：<a href="mailto:真・スレッドストッパー"><b>真・スレッドストッパー</b></a>：停止</dt><br><dd>書けませんよ(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯ<br><br></dd>
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